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Notionで使えるFormula関数覚え書き

最近Notionで家計簿を作り始めました。
YouTubeでベースの作り方を見ながら真似して作り、それを個人事業主向けにカスタマイズした人がいたのでその画面スクショを見て「ここはこういう処理にしたのかな?」と考えながら自分なりのカスタマイズもしていき、なんとか形になりそうな今日この頃です。

Notion自体は2年ほど触ってきましたが実用化するほどではありませんでした。
今回初めてFormula関数もしっかり使って(if構文ばかりですが…)みたので、今後のために勉強した関数の覚え書きをしていきます。
随時更新予定。

Formulaとは?

まず初めに、そもそもFormulaって何?というお話。

「Formula(フォーミュラ)」は、英語では数学の「式・公式」という意味の単語です。
その名の通り、Notionでは「Σ関数」というプロパティの中で関数を記入する際に出てくる言葉になります。

英文を打ち込んでいって結果を表示するので、私は最初これをCやJavaなどのプログラミング言語の一種だと思っていました。
しかしFormulaはあくまで関数、プログラミング言語ではありません。

Formula構文は、Excelの数式入力でも使われています。
Notion内で使用する関数についての記事よりExcelの記事の方が圧倒的に検索してヒットするので、流用してもいいかもしれません。


条件付き構文

「もしも〇〇の場合、△△を表示させる。そうではない場合、××を表示させる」
これが条件付き構文の基本的な考え方です。

①条件が1つの場合(if関数)

if(〇〇,△△,××)

「もし〇〇の場合、△△を表示させる。そうではない場合、××を表示させる」

基本はこれです。
多くの場合、最初の条件にあたる〇〇は、「〇〇==▲▲」という風に記述します。「〇〇が▲▲の場合」、という感じに。

②条件が2つの場合(+and関数)

2つの条件に合致するものを抜き出したい場合は、and関数を組み合わせます。

if(and(〇〇,□□),△△,××)

「〇〇且つ□□の場合、△△を表示する。そうでない場合、××を表示する」

if(〇〇,△△,××)の「〇〇」が「and(〇〇,□□)」に置き換えられています。

条件部分の書き方

「プロパティ〇〇の値が△△の場合」
→prop("〇〇")=="△△"

「プロパティ〇〇(チェックボックス)にチェックが入っている場合」
→prop("〇〇")==true
※チェックが入っているとtrue、入っていないとfalse

長い関数を入力する際のポイント

関数をすべて覚えている人なら問題ないかもしれませんが、初心者がいきなり冒頭から順番に入力していくと必ずミスします。カッコが足りないとか、ダブルクォーテーションマークが足りないとか。

①まずはベースとなる構文を入力する。それぞれの要素部分は記号など分かりやすくしておく。
②記号部分を、入れたい要素に置き換えていく。

という風に、ベースの構文を徐々に置き換えていく入力方法が間違いが少なくていいかなと思います。
いきなり関数入力欄に書かなくても、メモ帳などで文章を用意してからコピペしてもいいです。NotionのFormula関数入力欄は2行くらいしかなくて狭いので、関数が長くなるほど入力しづらく、確認しづらくなっていきます。

関数入力のルール

以下、ミスを防ぐための関数入力に関する小さなルールの覚え書きです。

別のプロパティを指定する場合は
prop("プロパティ名")
という形式で入力する。

関数入力の際、イコールを示す場合は
〇〇 == △△
と、イコールを2つ繋げて入力する。
1つだとエラーが起きる。

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