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淑女のゴルフを目指して/「私の全英」への道〜セント・アンドリュースという街

「私の全英第3日目」の前に

オールドコースでのプレイは出来ないことになりましたが、日程的にはあと2日間ゴルフをすることができます。
セント・アンドリュース リンクスのコースで、私がプレイしてみたかったのが、「Eden」コース。

おなじみのマップ

セント・アンドリュースの中でも、比較的「女性向き」とか「やさしい」と書かれているコースで、名前的にも「エデン」なんていいじゃない!?と思ったりして…。

ただ、オールドコースの抽選が外れたことが確定してから他のコースを予約することになるので、空いている時間があまりないのです。
「Eden」コースの予約が取れたスタート時間は、午後5時40分!
いくら夜9時ぐらいまでは明るいと言っても、一番遅いスタートかもしれません。

セント・アンドリュースの街へ

それで、昼間はセント・アンドリュースの街へ観光へ出かけました。
上のマップのゴルフコースがある場所からウィリアム皇太子が卒業したセント・アンドリュース大学まで徒歩15分ぐらいです。

そして、そこからこの写真のセント・アンドリュース城跡まで5分ぐらいで歩けてしまいます。

セント・アンドリュース城跡
もっと残っていれば素晴らしいお城だったんだろうと想像

1200年代にロージャー(Bishop Roger)司教が、セントアンドリューズ司教の館として建設した。北海に突き出た岩場の先端に建設されており岩盤は盤石。
 14世紀には城の破壊再建が繰り返されたが、ウォルター・トレイル(Bishop Walter Traill)司教により新築された。
16世紀の宗教紛争時に城の包囲戦で攻撃用に掘った地下道と、それに対抗して掘った地下道が存在し、城の攻防戦の跡が見られる。
 岩盤の上に建築されているため、縦穴を掘っただけの牢獄が見られる。

”イギリス古城散歩”HPより抜粋

コースからこの城跡までの徒歩20分ぐらいの東西の道ともう一本内陸側の道にかけてが、この街の繁華街のようで、ホテルやショップ、レストラン、スーパーマーケットなどがあります。

すぐに観光できてしまう街

ここで全英オープンゴルフをすると、この街はすぐに満杯になってしまうでしょうね。確かに、ホテルの予約と時期を考えているときに、6月下旬のセント・アンドリュース大学の卒業式の日前後は避けたほうがいいと書いてある現地のゴルフツアー会社のコメントを見ました。卒業式に出席する家族の滞在で、ホテルが満室になってしまうから。

家族でゴルフを楽しむ人々

観光も数時間もあれば終わってしまうので、ゴルフショップでお土産物を見たりして過ごしながら、このセント・アンドリュース リンクスの回りも歩いてみると、パターゴルフなのか、パター練習場なのか、子供たちを中心にたくさんの人が楽しんでいる光景に出くわしました。

パターを打つときは子供も真剣
見守る家族
楽しそうな子供たち

位置的には、一番上のマップの折り目で区分けした4分の1の左下側の一角になると思います。

日本でも最近は練習場で、ご両親と一緒に小さい子供さんが練習(結構本気モードで)されている光景を時々見かけるようになりましたが、こっちのほうが気軽で楽しそうです。やっぱり本物の芝、緑が続いている風景。

日本では大人が好きなゴルフに付き合わされている感が正直あるのですが、そういう湿っぽさがない(笑)。

悲壮感がないゴルフ、遊びでやっているゴルフ。楽しむことを忘れてはいけないんだなと再認識させられました。

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