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淑女のゴルフを目指して/「私の全英」への道〜発祥の地

このお話は普通の主婦がスコットランドでゴルフをするというお話で、あの「全英オープンゴルフ」のお話ではありません。

出発

ついに出発です。
金曜日の仕事終わりから移動して、羽田を夜中に出発し朝早くにロンドンのヒースロー空港に到着するJAL便を使ったのは、何かトラブっても日本語が通じるから(笑)。
スーツケースとゴルフバッグも、ロストバゲッジにならず無事に受け取ることができました。

と書くと、めっちゃスムーズみたいですが、伊丹空港から国内線で羽田第1ターミナルに到着、荷物を受け取って(もちろん大きいスーツケースとゴルフバッグ)、空港循環バスで国際線の第3ターミナルへ移動。バゲッジスルーできると思ってたら出来なくて、バスの乗り降りのときには何回も周りの人に助けて頂きました。
7月ということもあり、国際線のチェックインしたときは、もう汗ダク。

とりあえずロンドン

スコットランドどころか、イギリスすら初めての私は、ロンドンの観光もしたくて、ヒースロー空港からロンドン市内に向かいます。
あの大荷物なので当然タクシーを使いました。
幹線道路から少し外れると、イギリスらしい住宅が並んでいます。

かわいい寄せ植え

イングリッシュガーデンと雨

私が滞在中、イギリスでは一日中まったく雨が降らないという日はなく、どんなに晴れていてもサーっと傘もいらないような雨が降ったり、ちょっとしっかり降ったり。よく噂には聞いていましたが、夏ということもあり、ロンドンではそんなにお天気が悪いというふうでもなくて、傘をさそうかなーっと考えている間に止んでしまうので、傘を使うことはなかったんです。

そして、こういう降り方と量だと、草木の緑がいつもきれいなんです。
それに、植木に水をやる必要がない!
真夏の大阪から来た私は、夏場の植木の水やりの面倒を思い出しました。また、こうした水分がほどよく入った土は掘り起こしやすい。水やりの手間がなく、土もやわらかい。そりゃ、丁寧に植木の剪定もやる気にもなるよ…と思わずにいられませんでした。

発祥の地となるにはわけがある

そう、ここはイングリッシュガーデン、発祥の地。
日本でもバラを植えたりして、イングリッシュガーデンを模したお庭を見かけることがありますが、どんなに手をかけていらっしゃるのだろうと思います。
現代の日本は、ほとんどの地域で灼熱の夏が存在する国で、イギリスで育つような植物を栽培するのは苦労も多いでしょう。
1日に適量降る雨。これはイングリッシュガーデン発祥の地となった大きな理由と思います。

そう考えると、ゴルフもきっと同じなんだと思いました。
リンクスと言われる場所は海の近くのほとんど高低差のない平地。
ゴルフ場と言われる前の、おそらく平らな土地でボールをクラブで転がす。

発祥の地となるのは、その条件が自然と備わっているからなんですね。
そしてこう感じたことは、スコットランドでもっと強い思いに繋がることになりました。


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