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夏休みのあれこれ

 暑い!とにかく暑い!!

 そりゃ京都は38度とか余裕であるから暑いのは当たり前なのだけれども。そうじゃなくて、なんかもう耐えがたい身体のほてりがあって、ずーーーっと冷風に当たっていたい欲求に抗えない。そんでもって、なにこの足の裏が猛烈にアツいっていう謎現象!って騒いでいたら・・・典型的な更年期の症状だということをググって初めて知った。・・・そ、そうなんだ・・・いやぁ足の裏と、手のひらがムンムンあついの。湯気出そう。こんなことってあるんだなぁ・・・(遠い目)

 まぁ体調もこんなだし、どこへも行けないし、文庫も活動縮小と色々さえない夏ではあるのだけれども。

 先日開催した「へちま島へあつまれ!どうぶつの森」企画はとても楽しかったですよ~。

 梟文庫界隈のあつ森仲間たちにお声かけして、わがへちま島に遊びに来てもらうイベント。京都のあちこち、関東のほうから5人のお友だちがへちま島に遊びに来てくれて、LINEミーティングでビデオ通話をしながら鬼ごっこしたり、プレゼント交換したり、海で泳いだり、集合写真を撮ったり。音声通話をしながらオンラインプレイを楽しむっていうのはゲーマーさんたちにはもはや当たり前な日常なんだろうけれど、私たちにとっては何もかもが新鮮で「なにこのハイテク!!」感にもテンション爆上がりなのでした。

 そしてみんなが島へ来てくれる前から、おもてなし準備をいそいそとしている時の幸福感よ!「1人にひとつずつサプライズのプレゼントを用意しよう♪何がいいかなー?」って家具をラッピングしたり、自由に持って帰ってもらえるDIYレシピを並べたり。鬼ごっこや遊びのルールを考えるのも、なかなか楽しかった。鬼は虫取り網を持ってもらい、頭をはたかれたら負けっていうルールだとか、逃げながらミッションをクリアしてもらう(落とし穴を見つけるなど)とか、アイディアも尽きなかったよね。もちろんYouTuberさんたちのアイディアも拝借しつつ。

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 へちま島に遊びにきてくれたみんなも、それぞれに色々準備をしてきてくれていて感激・・・ステッキを持参して、いろんなコーデを披露してくれたり。ビックリ&素敵ななおみやげを持ってきてくれたり。おめかしして遊びにきてくれたり。みんな、ありがとう~!

 ゲームの世界でも、リアルの世界と同じように、あるいはまた違った形で、創造的に遊ぶことができるんだなぁとしみじみ思った。フォートナイトがもはやコミュニケーションのプラットフォームになっているということを知って驚きを隠せなかったけれども、あつ森でその世界を垣間見た気がした。うん、これは新しい形の「コミュニケーション」だよ。

 そういえば毎週水曜日のラクエストは最近メンバーも増え、マインクラフトをタブレットやスマホ3台とか4台つないでプレイをしている。おおお。私もちゃっかり入れてもらうんだけど、前進すらあやしくて、しょっちゅう子どもに「こっち来て!そっちじゃない!うしろ、うしろ見て!」だなんて言われている。どっち向いてるかすら分からんようになるってもう・・・コミュニケーションに参加する以前でジタバタしておりマス。

 さて話は変わって。

 中学生のムスメさま、夏休みの宿題は自分にとって必要なものだけ選んで進めている。先日は理科の自由研究に取り組んでいたのだけれども、ホームスクールではなかなかチャレンジすることができないことなので、こうした課題はきっかけとしてありがたい。色々と実験の本をみたりもしていたんだけれど、結局以前バスボム作りをしたりラムネ作りをした時の「なんで空気が発生するんだ?重曹っていったいなんなんだ?」という身近な疑問に取り組みたいと自分で決めた。そうして重曹とクエン酸で二酸化炭素を発生させる実験をすることになり、二酸化炭素がより多く発生する条件を調べた。よかったらYouTubeのラクエストチャンネルに実験動画をアップしているので観てやってください。

 動画では触れていないけれど、条件設定をするために化学反応式から分子量比を確認し、分子量比から重さ(g)を求めている。「molーー!わかんねー!」という情けないハハも一緒におとーさんの「molレクチャー」を聴き、ふんふんと納得してから水・クエン酸・重曹の量を決定・・・したんだけど、「これじゃ重曹溶けないかも?」と飽和量についてハタと気づくムスメ氏、飽和量を考慮に入れて重さを再計算。よし!これでいくぞ!と実験しながら、その結果にいちいち「こうなるのは・・・・だからか?」と仮説をたて、「じゃあこうしてみよう!」と新しい条件を設定してチャレンジしてみるのはすごく楽しかったよね。科学の実験教室に小学生のころから通っているムスメ氏、もはや私なんかより鮮やかな仮説を繰り出してきて、「水の量が多いとクエン酸と重曹が出会いにくくて反応速度が遅いから風船があんまり膨らまないんじゃないか?あとペットボトルの中に入っている空気量がそもそも違うから、真空状態にしないとちゃんと実験できないんじゃないか?」なんて熱く語っとりました。うーん、なるほどね。論理的思考、楽しい~。

 普段「もっとPCを使え」と口を酸っぱくして促しているのだけれども、どうしても手軽なタブレット端末だけで済ませてしまうムスメ氏。今回の実験レポートはPCで作成するというミッションを課したんだけれども、まぁ習得も驚くほど速い。そしてPCで文章を作成すると、どういうわけか文章力がメキメキアップするという謎現象に気づいたのも収穫。ムスメ氏はそこそこブラインドタッチができるので、紙に書いたり、タブレットでフリック入力したりするよりはキーボードのほうが若干処理できるスピードが速いというところがミソなんだと思うのだが、「自分の書いた前の文章を参照しながら次に書くことを考える」が自然にできるようで、文章のつながりがいつもより断然スムーズ。「上記のことから」なんていうちょっと難易度高めのフレーズをさらっと書いていて、「えっ!すごくない?」ってビックリしてたら、ドヤ顔で「(そのフレーズが)勝手に出てきたの」と嬉しそうに話す。思考するスピードで書くことができるというメリットは非常に大きく、そこのところの負担を軽減すると思考する余裕も生まれるから「フレーズが勝手におりてくる」のだろうなぁと思う。私ももはや手書きで文章など「書けない」し(書きたくないとかじゃなくて、そのスピードでは文章を「書くことができない」)、今こうして書いている文章も手書きでは決して生まれない。そう考えると学習の面でもキーボード入力はなるべく早く習得し、大量の文章をキーボードで書いていくという経験は必須である。先進諸国では学習のために子どもたちに与えるのはもはやタブレット端末ではなくて、キーボード入力できるノートPCだというのも頷ける。

 そんなこんなで「日頃からもうちょっとPCを使って学習をする機会を増やさないといけないかもしれないなぁ。」ということを考えており、どんなふうに日常の学習に織り込んでいけるか検討中である。夏休みに取り組んでいるもう一つの課題「職業について」のレポートも、ただいまムスメ氏はPCで作成中。以前から「なりたい職業なんて思いつかない」と、この手の課題が出るとムスメ氏は顔を曇らせるのだけれども、別に今ある職業がこの先あるとも限らないし、今ない職業が未来に登場するかもしれない。だから具体的な職業にこだわらずにどんなことがしてみたいか、とか、知りたいことについて調べたらいいよ・・・と背を押して彼女が選んだテーマは「個人事業主」。ネットショップについて調べたり、それで分からなかったことを私の友人の個人事業主さんたちにzoomやLINEでオンラインインタビューさせてもらったり(ありがとうございました!!)と、何だかとても楽しそうである。今横で「1枚におさめるのが難しい!!」とwordで苦戦しているが、それもまた経験なり・・・それとwordだと紙面を「かわいく」することが簡単にはできないというのがムスメ氏の不満で、確かにノートアプリだったら簡単に手描きのイラストを入れたり、画像を取り込んで適当に加工することができる。ノートアプリの全体的に洗練された感じから比べたら、wordはだいぶダサく見えるのもまぁ当然といえば当然である。なので「wordで文章打って、それをPDFにしてノートアプリに取り込んでから色々飾ったら?」と提案をしてみた。もうちょっとこうね、文章を打つことと、かわいくすることを両立してできるアプリがあるといいんだけどね。

 という、夏休みあれこれな話題でした。
散漫ですみません。

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