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Bitter Sweet

長男は何十年ぶりの大雪の中、2週間遅れで産まれました。
海外での初めての出産子育てでしたが特に苦労した思い出はなく
黒い大きな目をした手のかからない赤ん坊でした。
主人方では初孫で私の方では3代ぶりの男子誕生で特に喜ばれました。

先週、雪の積もる厳しい寒さのシカゴへ引っ越ししました。

あまり大きな努力もせずに大きな奨学金で大学へ進み
桁外れなアメリカの大学学費は免除となりました。
その結果長男は今年23歳になるまで私たちの近くで成長し
それを私たちは近くで見守る事が出来ました。
誰からも好かれる、敵を作らない。。努力でできることでもなく
備え付けであり ”ギフト” だと私は思います。
”こんな時代“ だからこそ長男の持つこの ”ギフト” が大きな武器となることと思います。
出来る事ならそばに置き、辛いことがない日々を送らせてあげたい。
親なら皆、同じでしょう?
外へ出て、私たちの目の届かない、気づかないところで自身の人生を
行かなければならない。
何か忘れたことはないか?  もっと色々なことができたのではないか?
もう終わってしまったのだから。。寂しさがどっと押し寄せてきて
でも、この背の高い自慢の息子を目の前にして
主人と2人、本当によくやったと目を細めました。

シカゴはうちから車で4時間ほどで、そんなに沢山ではない荷物と長男と
氷のようなシカゴを後にする時 
”僕が家へ帰るときはこの仕事に失敗したときか、両親が病気になった時だ”
そう言って主人と私を笑わせた。

それでは 長男の仕事の成功と私たちの健康を祈りたいと思います。

まだ2人おります。
あと2回は泣くことになるかと。。

Miss you already…











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