↓前回のお話はこちら

二つ目の商品は梱包に技術を要する物ではなかったので、割とすぐに梱包できた。一つ目と似た梱包ではあるので、ちょっと、ほんのちょっとだけ手早くできた。

購入後にメッセージをくれたので、それに対して返信もしていたが、まだまだ不慣れには変わりない。メッセージを送るのも一苦労である。

発送完了したので今度はこちらからメッセージを送った。

誰にもわからない、自分しか知らないところで時間をかけ、気を遣い、悪戦苦闘しながらメッセージを送ったのだが、

あれ…

返事が…ない……

メルカリデビューして2人目のお客さん、すなわち2回目のお客さんとのやりとり。

初めてのお客さんは発送後のメッセージにお返事をくれたので、そういうものだと思っていた。

なるほど。これがメルカリ…！

シンプルに色んな人がいるのだ。

まだ2人目のお客さん。
もしかしたら1人目の方が凄く丁寧な方で、2人目の方が標準の対応の可能性だってある。

自分のやるべきことはしっかりと終えたので、今の自分にできることは無事に商品が到着するのを待つことだけになった。

配送状況を確認し、進捗が進むのをよしよしと思いながら見守る。

そしてついに配送状況が配達済みになった。

良かった良かった。
あとは評価してもらえるのを待つのみだ。

…

……

………

待てども待てども評価してもらえないまま数日が経過した。何故だ。先方に何かあったのだろうか。もしかしたら忙しいのかもしれない。商品は到着してるし、期日までに評価されなければ自然と取引終了にしてくれるみたいだから良いのだけれど。

NAZE。。。

支払いはしてもらっているわけだけれど、評価をしてもらって取引が終了にならないと私に売上は入ってこない。急いでる訳ではないけれど、つい自分だったら商品届いたらすぐにやるけどなあと思ってしまう。すぐ売上が欲しかったら、大分モヤモヤしてしまうだろう。

とはいえ、あまり自分基準に物事を考えるのはよくないし、後々は売上も反映されるし、相手もそれどころではない、のっぴきならない何か対応できないくらいのことがあったのかもしれない。

せっつくのも気が引けるし待てば済むことなので待つことにした。

　
評価をしてもらえたのは、それから５日後のことだった。
評価が遅れた件については特に触れられることはなく、そのことがなければ何も思うことはないくらい当たり障りのない丁寧な文で評価をしてくれて、お取引は終了した。

2人目のお客さんにして、色んな人がいるんだなあということを学んだお取引だった。