惰性

私はすごく怠惰だな、とつくづく思う。
日々の生活習慣に問題があるのかと言われたらそうではない。(問題が全くないわけでもないが)
『変わる』という意識に対してかなり怠慢である。

自身の改善点に対して真剣に向き合えていない

自己の全てに満足し、私はこれ以上なく整った清廉潔白、
などと思う人間は存在しないと思う。
誰しも、己の中に嫌悪感やコンプレックスを抱いているはず。
あるいはそれが憧れや嫉妬であっても同様。なにかと比較した上で自信に負い目を感じることは誰にだってあることだ。

自分にもいくつか、コンプレックスというか欠点というか、それらをひっくるめて将来への不安を募らせていたりする。
ただ、自分はそれを吐き出しただけで満足してしまう。
その悩みをSNSなどに投稿し、それにいいねがひとつやふたつついた時点で
「自分がこういう悩みを持っている、と他人に理解されたんだな」と、そこで終わった気になってしまう。

「ここがダメだな」「こうしたいな」
そう思い発信した時点で、『欠点を見出し言葉にした』という事実に満足してしまう。
決してその欠点はなにも満たされないのに。

変わりたい。そう思ったら変われるための努力ができるようになりたい。
ずっとそう思いながら過ごしているが、行動にうつせない自分がいる。
他でもない、己の意識の問題なのに。

おもってるだけじゃ変わらない。
言ってみるだけじゃわからない。

私はこれから、変われるための努力ができる人になっていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?