「最近の若者は」、「年寄りは」と言う前に。

おはようございます。今朝も勢いで書きます。

「最近の若者は・・・どうのこうの」とか、「お年寄りには・・・云々」といった言葉はいつでもよく聞かれるが大半の人は常識的で真っ当な方が多いことは忘れないでいたい。マスコミやSNSで取り上げられる上記のような人はごく一部なのだ。

それにもかかわらずバイアスがかかってしまって、すべての若者やお年寄りをそのような見方で考えてしまう。お年寄りは若者に対して「ほら見たことか」と思い、若者もお年寄りに対して「やっぱりね」と見てしまう。

普段、身近にいる若者やお年寄りを見ていれば、決してそのようなことはないのは分かるはず。常識的でむしろ自分自身の日ごろのおこないを反省させられるほど、素敵な発言や行動をする人が多い。

例えば、私が一緒に仕事をしている20代のメンバーを見ていてもそうだ。たまにはマスコミやSNSで見かけるような「最近の若者は・・・」と言いたくなることもあるが、一年に数えるほどだろう。そんなことよりも私が感心させられることの方が多い。

あるいは、私の自宅は下宿として貸せる部屋があるので若者に貸しているのだが、退去のときの部屋を見て感心している。入居時と変わらないか、あるいはそれ以上にきれいにして退去していく。外国の方はときどきビックリするような状態のこともあるが、日本の若者の多くはきれいに部屋を使っている。

このような若者を見ているとマスコミやSNSで見かける「最近の若者は・・・」と言われるような人は少なく、一部の人のことなのだと思う。

自分自身にとって大事なのは、素敵な若者からもたくさん学ぼうとすることではないだろうか。若者もお年寄りからたくさん学ぼうとすることだ。

私などは20代のメンバーからたくさん教わっている。パソコンやネット関連の使い方を聞くことが多いが、私がやれば多くの時間がかかるようなことを瞬時に解決してくれる。

それによって私がこれまで経験したことを活かす仕事の生産性も上がる。それで世の中に価値があることを生産性を上げながらできるようになる。

いろんな世代の人といい関係をつくることは社会や世の中にも役立つ。また、そのことは自分自身にとっても価値があることになる。

それをマスコミやSNSでつくり上げられた印象で見てしまうとその価値を手に入れる機会を失くしてしまいかねない。

自分自身の近くにいる人をしっかりと見て、お互いの長所や好きなことを活かして、お互いに伸ばしあう関係をつくること。世代の違いを活かして、同世代では生み出せないものをつくる。そんなことができるはずだ。

今日もステキな一日に。

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