気持ちが伝わっちゃったお話

家族で出かけていた。
地元の高層マンションの下にあるスーパーがあってその前は広場になっていた。

1階、2階と分かれていて
2階部分のテラスみたいなところに
ポポちゃんの人形が飾ってあった。

そのポポちゃんの人形に出来心で手振ったら
どうやら私のポポちゃんへの感情が入りすぎて
ポポちゃんにそれが伝わったようでポポちゃんが反応してしまって
そこから意思の疎通が取れるようになったんだけど
出来心で感情を込めたもんだから怖くなってちょっと無視をしていたら
ポポちゃんが地上におりてきて、私を探すために色んなところ歩き回り始めた。

最初はスーパー、次は薬局
それを遠くから見ていた私。

怖くなってどうしようと思っていたが
最後に私を見つけた時、

そのポポちゃんは怒り狂って顔が真っ赤になってそして何故か怒り狂いすぎて何故か縮んで両手に収まるサイズになっていて私はひたすら「ごめん、ごめん」と謝っても
私の手をとんでもねえ握力で握り潰そうとしてくる。

何故か声も出しにくくなっていて呂律もあまり回らなくて
何とか声に出した言葉で
「助けて」「痛い」「わかったから離して」
と言っても怒り狂ったポポちゃんは離すわけがなくどんどん強くなっていく。


ここで私が最後の力を振り絞って

「離さないと捨てるよ!」

(↑の「助けて」「痛い」「わかったから離して」「離さないと捨てるよ」は実際声に出して言っていた感覚があった)

と言ったらポポちゃんの力が急に弱くなり始めて
顔色も燃えるような赤から黄色に変わった

ここで目が覚めた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?