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『ROOM TOUR』 205 「雪の女王」というお部屋

こんにちはー😁
大寒波到来。なんかもう口を開けば「寒い…🥶」のフレーズが漏れているMapleです🙇‍♀️
冬の晴れた日の澄んだ空気の香りと空の色は大好きなのですが、寒いのはやはり苦手です💦 朝、寒くて布団から出られないという問題の他、私を大いに困らせる悩みの種がもう一つ… それは「お肌の乾燥」です‼︎ 家事、特に水仕事をしているといくら保湿してもすぐに手がカサカサしてくるし、暖房や冷たく乾燥した外気に晒され、その上マスクが欠かせないこのご時世。お肌トラブルが頻発です😭😭😭そんなこんなで、お風呂上がりの入念なスキンケアと、日中のこまめな手の保湿が欠かせない毎日を過ごしています。

女の子は、お化粧がいつもより上手にできたらその日1日中ハッピーだったり、逆に、朝起きて鏡を見た時にお肌の調子が悪いと一気にテンションが下がったり、髪の毛(特に前髪!)の調子が良いか悪いかでその日がラッキーな日か、アンラッキーな日か決まったり(占いみたいですね。笑)、その日の自分の「可愛さバロメーター」によって精神状態が左右されると言っても過言ではありません!!もちろん「全員が」とは言いませんが、きっと多くの方が「うんうん。」と頷いてくれるのではないでしょうか?
最近では女の子だけでなく、男の子もお化粧を楽しんでいたり、「性別」という枠を飛び越えて「自分だけの、自分にしか表現できない美」を追求しているジェンダーレスやLGBTの方もたくさんいらっしゃいます。
人によって「美」という価値観にも様々な違いがあるでしょうが、多くの人にとって「美」をキープすることはとても重要なことなんだと思います。

少しでも可愛く、少しでもカッコよく、少しでもキレイに、少しでも美しくいるために、世の多くの方が日々いろんな努力しています。ダイエットや筋トレだったり、お化粧の研究をしたり、違うファッションジャンルに挑戦したり…
それは人に褒めてもらうためだけではなく(もちろん褒めてもらえると、Mapleはとっっっっっても嬉しくて尻尾振って喜びます😊💕)、きっと「自分をもっと好きになるため」「自分に自信を持つため」だったりもするのではないでしょうか。
なので、Mapleはオシャレを思いっきり楽しんでいる方や、自分に似合うファッションやお化粧が分かっている人を見ると、とってもステキだと思うし、ついつい「可愛いお洋服ですね」「ステキなネイルですね」「髪型かっこいいですね」と、声をかけてしまいます。笑 

実は先日、CAFEBAR 1215 にとてもステキなお客さまが来てくれたんです✨
カップルでご来店されて、両名ともお洋服がピシッと決まっていて、とてもお似合いのお2人だったのですが、彼女さんのバッグがなんと「レコード」の形をしていたんです!
思わず声をかけてしまった私。「ステキなバッグですね!レコードですよね?」
すると、笑顔で「そうなんです!ここのホテルはレコードが聴けるって聞いたので😊」と答えてくれました。「場所に合わせてオシャレを楽しむことができるなんて、なんてステキな方なんだ!!」と、とても感銘を受けました。(ちょっと興奮気味)
こういう楽しみ方ができるオシャレな人にMapleもなりたいなぁ💕
ぜひ、またお店に遊びに来てください!心よりお待ちしてます♫


さて、本日はルームツアー第4弾!205号室の紹介をしていきます。
まずは、概要から。

お部屋のランク

QUARTER SWING デラックスダブル 
(*予約サイトによって表記が異なるので、ご予約の際にはご注意ください。)
定員:1~2名様
クイーンサイズベッド(160cmx200cm)が1つ置いてあるお部屋です。
(* LITTLE SWING スタンダードダブルよりも床面積が広いお部屋です。)

公式ホームページの紹介文

この部屋の作品は「201号室、自由の女神」という部屋の続きと捉えてもらってもいい。
成長していく女性の30代から60代の時間経過を紙袋をしわくちゃに使用することで表現した。結果的に、この女性は素晴らしい成長を遂げる。時間だけが経過し、表面がヨレてしまおうとも凛とした横顔の印象は変わらない。少し冷たくも感じるが、女王というタイトルにはそれくらいがちょうどいい。

アート作品

時間が経過しても女王の横顔は凛として変わらない。


それでは、ROOM TOUR スタート!

205のお部屋は、ルームツアー第1弾でご紹介した「自由の女神」というお部屋の続きという設定です。
お供のペンギンさんと入り口で待ち構えているのは、一人の美しい女王様。

美しい女王様。王冠がとてもよく似合っています💕

201号室で成長した少女は、さらに年月を重ね、もっともっとステキで魅力的な大人の女性へと変わっていきます。
彼女はいったいどんな人物で、どんなふうに時間を過ごしてきたのでしょうか?
扉の向こうに、彼女の「人生」という「物語」が広がっています。

玄関を入るとまず目に入るのがこちら。

親子のワンちゃん🐶 

部屋の片隅に佇む、見つめ合う親子のワンちゃんの像。

人生には様々なステージがあり、その時・その瞬間にしか味わえない大切な時間・瞬間が存在します。
女性の場合は、赤ちゃんから幼女、幼女から成長して少女になり、少女から思春期を経て女性になり、その後も人によっては母親になったり、キャリアウーマンになったり、専業主婦になったり、先生になったり、スーパースターになったり…
時間の経過は私たちに様々な経験と知識を与え、成長させてくれます。(「永遠の〇〇歳」といった歳を取らない方もたまにいらっしゃいますが。笑)
時には涙が止まらない様な辛く悲しいことが起こったり、はたまた飛び跳ねるような嬉しい出来事が起こったり、ありえないような奇跡的な体験に出会したり、何が起こるかわからないのが人生です。

「子供の頃はお母さんにいつもベッタリだったなぁ〜」「あの時、こんな事があってとても嬉しかったなぁ」「あの子が小さかった頃は大変だったけど、立派に育ってくれたなぁ」と、今までの自分の歩みを一度ゆっくりと振り返る時間を過ごすのは如何でしょうか?
あるいは、これから先「こんな人になりたいなぁ」「こんなお母さんになれる様頑張ろう」と、未来を想像するのも楽しいかも。
思い出のひとつひとつが今の「あなた」という存在を形成する、大切なパズルのピースです。あなたの「人生」という唯一無二の大作を完成させるため、パズルのピースを回収していく作業が「生きる」ということなのかもしれません。
最後にどんな作品になるのかとても楽しみじゃないですか?
そう思うと、これから先、何が起こっても挫けずに踏ん張っていけそうな気がします。

ベッド

LITTLE SWING よりも広めのお部屋で、ゆっくりと寛げます。

こちらのお部屋もベッドの真向かいにテレビがあるため、ゆっくりリラックスしながら映像を楽しめます。すぐ横にはレコードのセットも置いてあるため、思い出の音楽を聴きながら眠りにつくのもステキですね。

それでは、お部屋のメインアートをアップで見てみましょう👇

紙袋に描かれた2人の女性。

紙袋を丸めてしわくちゃにしたり、ダメージを与えることで彼女が過ごしてきた時間を表現しています。

時間とは時に残酷なもので、ふと鏡を見た瞬間や、久しぶりにがっつり運動しようとした時など、恐ろしいほど「老化」を感じる瞬間が出てきます。子供の頃、「あれ、こんなところにシミあったっけ…」「傷跡が全然消えない…」「おかしいな…昔はもっと機敏に動けてたのに…」と呟く(嘆く)大人を見ても完全に他人事でしたが、最近Mapleも(悲しいことに)彼らの気持ちが少しずつ分かる様になってきてしまいました…(涙)

「シワ」というと、多くの女性が悩み、日々のスキンケアに時間をかけ、どうにか予防・改善しようと努力をしています。中にはシワができない様、普段からあまり表情を動かさない様に気をつけている方も世の中にはいらっしゃるみたいです。それはものすごい努力だと思います。ですが、Maple個人的にはそういう方よりも、楽しい時は思いっきり笑って、びっくりした時は目を大きく見開き、困った時は眉毛を下げ、起こっている時は眉間に皺を寄せる、表情豊かな人の方が魅力的に感じてしまいます。

美しさの条件とは何でしょうか?
シミや毛穴がなく、陶器の様な白いお肌?
無駄な脂肪がついていないスリムな体?
ボンッ!キュッ!ボンッ!な体型?
白髪のない艶やかな髪?
二重の大きな目?
ぷっくりとした唇?
若さ?

もちろん、それらも美しさの項目に含まれるかもしれませんが、決してそれだけで人の魅力や美しさが決定するとは私は思いません。
過ごしてきた環境、言葉遣いや姿勢、気遣いや思いやりの心、人生経験や学んできた知識など、様々な要素が複雑にミックスされ、「美しさ」として顔や体、纏うオーラとして「あなた」というキャンバスの上に表現されるのではないでしょうか。

「ステキな女性」「魅力的な女性」と聞くと、あなたはどんな人を想像しますか?
母親、仲のいい友人、画面の向こうでいつもキラキラしているアイドルや女優さん… 人それぞれ頭に思い浮かぶ方がいると思います。「あの人みたいになりたい」という憧れや羨望は誰しもが一度は抱いたことがあるのではないでしょうか?
しかし、あなたは「あなた」なのです。憧れの人を真似することはできても、その人になることはできません。
お肌の色が違ってもキレイな人はたくさんいます。
少しぽちゃっとしているくらいの方が可愛い人もいます。
一重でも吸い込まれそうなキレイな瞳をした人もいます。
笑った時にできるシワがチャーミングな人もいます。
そばかすがチャームポイントの人もいます。
年を取っても年齢相応の美しさや気品を持っている人もたくさんいます。
無理をせず、「等身大のあなた」を最大限に表現することが「本当の美しさ」であり、「自分を愛する」ということにもなるのかもしれません。
大丈夫。あなたはそのままで魅力いっぱいですよ!

外見を磨くこともとても大切ですが、それと同時に内面も一緒に磨いていかないと「人としての魅力」は出てこないのではないかと思います。
Mapleは「シワ」には2種類あると思っています。表皮性・真皮性のシワとか、そういう専門的なことではなく、もっと抽象的な意味で。それは「幸せのシワ」と「苦労のシワ」です。笑った時にできるのが幸せのシワ、怒ったり困っている時にできるのが苦労のシワです。どうせできるなら幸せのシワがいいですね!
その人が過ごしてきた時間はいい意味でも悪い意味でも表面(顔や体)に出てきます。優しい心を持つ人は優しい顔になるし、意地悪な人は意地悪な顔になります。
Mapleも、美しく凛とした、優しい女性を目指して「私」というキャンバスに幸せなシワをたくさん刻みながら時を重ねたいです。

↓反対側からの眺めはこんな感じです。

ソファ

丸いソファが2つ。小さいですが、窓も付いています。

1Fのカフェで買った温かいコーヒーや紅茶を飲みながら大切な人と語り合ったり、ゆっくりと読書をしたり、アートの謎解きをしたり…
窓が小さく少し閉鎖的ですが、その分このお部屋の中に流れる「今」という大切な時間に意識を集中できるのではないかと思います。
きっと、お部屋の中のアートやレコードから流れる心地よい音楽が、脳内の目には見えないあなただけの世界の中でいろんな景色を見せてくれることでしょう。

洗面台、お手洗い、お風呂周り

洗面台はお馴染みのスタイル。

独立した洗面所で、朝の慌ただしい時間も安心です。
左の扉はお手洗い。右側はお風呂場になっています。

トイレ内のアート

こちらのお部屋のお手洗いにも、なにやら不思議な絵が…
見る人によってきっと様々な印象を受けることでしょう。
ここでヒントを一つ。イギリス出身の Gary Hume というアーティストの "Spring Angels" という作品を調べてみてください。
あなたはこのアートに何を感じますか?

さて、みんな大好きバスタイム🛀
お風呂場はこんな感じです👇

リボン🎀の様な形をしたバスタブ。

可愛いリボン型のバスタブに、こちらももちろんバブル機能と照明機能が付いているので、バスタイムがいつも以上に楽しく、リラックスできるものになると思います♫

そして、お風呂のアートは可愛い猫ちゃん💕

まんまるお目目がとってもキュートな猫ちゃん💕

実はこちらの絵、Mapleの愛する猫ちゃんにとってもよく似ているので、個人的にお風呂のアートの中で1番気に入っています。笑

「やぁ、子猫ちゃん✨」なんて台詞、海外の映画や、キラキラしたイケメンのアニメキャラが言っているシーンを見たことありませんか?
今日日、こんなキザで歯の浮く様な台詞を使う男性は(特に日本では)絶滅危惧種でしょうが(いたら是非とも見てみたい。)、英語圏では「小さくて可愛い、守ってあげたい存在」という意味で、男性が恋人を呼ぶときに「子猫ちゃん」という表現を使う方がいらっしゃいます。
また、キューティーハニーにも「子猫の肌した女の子〜♫」なんて歌詞があったり、「ツンデレな猫系女子がモテる」だとか、「女の心は猫の目」なんてことわざがあったり、昔から何かと女性は猫に例えられることが多いですね。

我が家の猫ちゃん(♀)がやって来てから1年ちょっと。今ではさも当たり前の様にMaple家のヒエラルキーのトップに堂々と君臨しており、文字通り「女王様」です。毎日、彼女のご飯とおもちゃとチュール代を稼ぐために仕事に出かけている私は、「下僕」という役職がすっかり板につきました。笑 
あの柔らか〜い毛並みとプニプニの肉球。華麗な身のこなしとピンっとしたおひげがたまらないのです。猫さんの魅力に気づいてしまったらもうダメ。沼です。
今日も彼女のモフモフの恩恵に与るべく、下僕は精一杯働き、彼女のご機嫌を取るのでござます🙇‍♀️
今までずっと犬派(生まれた時からずっと犬がいる家庭で育ちました。)だったのに… 猫の魅力とは恐ろしい…
Mapleも猫のように魅力的な女性になりたい。(心の声)


以上、いかがでしたか?

お部屋を通してあなたは何を思い、何を感じましたか?
どっぷりとアートの世界観に浸りたい、人生や美について熟考したい方は、ぜひ201→205の順番でお部屋をお楽しみいただけたらと思います♪

時間は皆に平等に与えられているとよく言いますが、果たしてそれは本当でしょうか?私は小さい頃からすごーく疑問に思っていました。だって、人によって寿命は違うし、楽しい時は時間はあっという間に過ぎるけど、嫌な時間は永遠に感じるし、集中している時は「あれ、タイムスリップした?」ってくらい時間が飛んでるし、久しぶりに再会した友達が全然変わってなくて驚くこともあれば、逆の現象が起こったり…頭に「?」がよく浮かんでいました。

「時間とは何か」という問いには、物理学、心理学、宇宙論、哲学など、様々な切り口やアプローチがあり、時代によってもいろんな定義や考え方があるので、一概には説明が難しい、というか考えれば考えるほど訳が分からなくなってきますが、こういうの考えるのって結構楽しいんですよね。
かの有名な天才物理学者、アルバート・アインシュタインが相対性理論を発表してからというもの、にわかには信じがたいですが、「時間はすべての人に平等ではない」という考え方が世に広まり、現代の常識になりつつあります。私は初めてこの理論を知った時、頭が吹っ飛びそうなほど衝撃を受けました!
それからというもの、私の中の「時間」という概念についての認識や考え方が大きく変化し、今では「時間は平等じゃない→私の時間は私だけのもの→私の思考・行動次第で時間の密度や意味が変幻自在→ってことは、時間を自由に操れるってことか!私、魔術師みたいじゃん!すげぇ!」という相対性理論の本質を置いてきぼりにした、アインシュタインもビックリの、とんでも持論を頭の中で展開しています。(本当の相対性理論は、光の速度で移動した時、他の人から見ると時間の進み方が違うということであり、私たちの日常は光の速度とはかけ離れたとてもゆっくりしたものなので、あまり関係ないのですが…)

人はついつい「今」を蔑ろにしてしまいがちな生き物です。「あとでやればいいや」「今度でいいや」「またいつか」と未来に先送りにしてしまったり、「あぁ、あの頃はよかったなぁ」「あの時、あぁしていれば…」「嫌な時代になったなぁ…」など、過去に囚われていることはないですか?
今のところ、過去は頭の中でしか再現することができないし、未来の出来事はその時が来ないと体験することはできません。理論上ではタイムマシンの開発は可能みたいなので、技術が追いつけば人が自由自在に過去や未来へいくことがいつか当たり前になる日が来るでしょう。未来を変えるために主人公が過去へ戻ってドタバタ劇を繰り広げるような、映画の世界が現実になる日も近いかもしれません。ですが、そのドタバタ劇を繰り広げているのは他でもない「今」の主人公。つまり、過去という時間の流れにやってきた「今」の主人公であり…
あぁ、訳分かんなくなってきた…

とにかく、「今」は「今」であり、人は「今」という瞬間を生きる事しかできないのだと思います。「今」を有効活用するかしないかは自分次第であり、それによって自分の成長速度が変わってきます。ネガティブな意味で過去や未来に捉われるということは、自分の「今」を止めてしまう事であり、「成長速度を止めること」とも言えるかもしれません。何より、「今」を思いっきり楽しまないと損だと思いませんか?すごくもったいないです!
「やらなかった後悔」は心に深く残ると言います。
これから先、人生のどのステージにおいても後悔をしない様、一瞬一瞬を大切にしながら、死ぬまで挑戦と成長を続け、本当の意味での「ステキな女性」になりたいなぁと私は思いました。(作文)

Maple🍁


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