第6報:ピラミッドの謎に迫る…ピラミッドから観測される輝く星座達
クフ王のピラミッドの中には『シャフト』と呼ばれる4本の通気孔のようなものがあります。シ ャフトは、「王の間」と『女王の間』からピラミッドの外へ向かって、南北に斜めに2本ずつ伸びていま す(7と10のペア)。
なんの変哲もない通気孔のように思えますが、斜めにこんな穴をあけるのはかなり難しい技術 を必要としたため、いったいなぜ、わざわざこんな穴をあけたんだろうと思われませんか?
その延長上には なにかあるのか? …ということでピラミッド建設当時、
★紀元前 2500 年の頃の空を再現し当てはめてみる
と、その先には、なんと4つの星(こぐま座のベータ星、おおいぬ座のアルファ星・シリウス、りゅう座 のアルファ星(当時の北極星)、オリオン座の3つ星のひとつアルニタク)がぴったり当てはまることが わかりました。
三大ピラミッドのカフラー王の前東方にある大スフィンクスは、春分の日の夜明けには、真東を向いて座っているス フィンクスの正面から、しし座が昇ってくる。
このように、明らかにピラミッドの建設はこれらの天文学的な配慮をした上で造られています。
ピンポイントで狙った星座や星達。
当時の人達にどのような意味があったのでしょうか。
太陽だけでなく星座の動きを組み入れることにより、地球世界というより宇宙の中に、ピラミッドを位置づけた人達。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?