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今の私の勇気が、過去の私を癒す

幼稚園に入園したてのとき
「真っ赤なドレスを来た女王様になりたい」
って言ってるビデオが残っている。

幼稚園の卒業アルバムには
なりたいものは「喫茶店にいるコーヒー屋さん」
と書いてあった。

コーヒー屋さんがダメということではないが
女王様になりたかった人にとって
だいぶ、こじんまりした(笑)

末っ子でわがままで奔放なところがあったけど
それは家の中だけ、内弁慶な幼少期。

感受性が強く
良くも悪くも周りに影響されやすい性質が故に

きっと幼稚園という社会の3年間で
私はひとりでに自信を失ったんだろう。

「女王様になんてなれやしない」
「それは夢、空想の世界」
私は地球人的な生き方をすることを決意したんだろう。

小学校のときはそれでうまくできた。

中学校からそうはいかなくなった。

10代後半
「若いときが一番だし」と言ってはいたけど
今思えば、肌の色と共に暗黒時代(笑)

表面的には「楽しそうでいいね」
しかし心の中には自らで創り上げた殻の中で
こだわりに苦しんで鬱屈としていた。

経験すること、自分で選択すること
それが人生の醍醐味なのに
経験することを選択できなかった。

間違えることや失敗することが怖かったから。

その奥にあるのは、他人軸、外側意識。

ただ虚しく月日が過ぎるような感覚を
長い間ずっと感じていた。
自分を生きてなかったからだ。

20代も
まだまだ中心に重いものを抱えていた。
年齢と共に自己否定感も成長していた。

「頭の石を壊せ」「心の凍結を解かせ」

恋愛や仕事、人との関わりを通して
〈もうひとりの私〉はそんなメッセージを送っていたように思う。

30歳をすぎて宇宙宇宙言い出した(笑)
その頃から、少しずつ少しずつ、重い蓋が開いてきた。


これまでは、人の目やお金や時間を理由にして
自分の純粋な気持ちや、自分がただ楽しくてやりたいことを押し殺してた。

だから自分の気持ちや自分の好きなことが
よくわからなかった。

だからもう、人の目やお金や時間を理由にして
自分の純粋な気持ちや、自分がただ楽しくてやりたいことを
自分で押し殺すのは、自分にやめてあげたいと思った。

失敗をさせてあげたい
挑戦をさせてあげたい
転んでも立ち上がる経験をさせてあげたい

今の私は
過去の私にそう思っている。
未来の私にもそう思っている。



逆のパターンの人もいるだろう。

頑張って突っ走って七転び八起きしてきたのであれば、

お休みさせてあげて
ゆっくりさせてあげて
動かなくても大丈夫なことも経験させてあげて

(むしろこっちのパターンの方が多いかもしれない)




あのとき、さまざまな事象を起こして
メッセージを送ってくれていた〈もうひとりの私〉とは

過去の私にそう思っている〈今の私〉なのだと思う。

内なる声を聴いてあげられるのは
世界でただ一人、自分だけ。

自分の中の純粋な気持ち。

人の目やお金や時間や常識
そういった外側のなにかで
自分の内なる声を押し殺していたことに気づいたら
少しずつでいいからそれを大切にする勇気を持とう。

失敗してもいい、間違えたっていい。


そう思う。





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