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僕は川崎が死ぬほど嫌いだールヴァンカップ決勝3日後、20代最終日渾身の負け惜しみ

ただ一先ずここで、10年前20年前に、コンサが好きだと言えなかった自分に伝えたい。
おまえが好きなコンサドーレ、川崎に勝ってタイトルを獲るぞ

さあ笑え。思う存分笑ってくれ。
気持ちがまだ熱いところ、冷静になるために。笑

しかも、この記事は、日曜日京都へ帰る道中で打ち始めたのに、結局月曜日になり、全然まとまらず今に至ったという残念なやつだ。
その上未だに全身筋肉痛の名残りが。
明日30歳の誕生日を迎えるのがものすごく憂鬱だ。

さあ笑え。思う存分笑ってくれ。笑

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念のためはじめに

何回でも言う。

僕は死ぬほど川崎が嫌い

だ。笑
半分はネガティブ、半分はポジティブ。
前者の方は厳密に言うとクラブやチームというニュアンスではなく

と、いうファンに対する宗教上のものが1番大きい。

「私達、キラキラしてるでしょ?同じようにやってみたら?」感

が苦手…っていうか、好きな選手をdisられたら…わかるでしょ?←
強いて言うなら、僕が川崎を好きになるような、サポーター、紹介して下さい(._.)
まぁこの話は誰も幸せにならないのでここでおしまい。笑

後者はやっぱり、負けたから、強かったから。
シンプルに負けず嫌いの結果。
なんでこんなに勝てねえんだと。

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ドMの臥薪嘗胆精神満載なので

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しました。
コンサがタイトルを獲るまで、死ぬほど嫌いな川崎が目の前で優勝を喜び合うシーンを見続けます。地獄です。
待ち受けが目に入って、

「フロンターレ好きなんですか?」

なんて間違っても聞かないでください。死ぬほど嫌いです。笑

でも、本当に良いチームだと思います。
鬼木さんだともう無理だ、なんて意見も見聞きしたりしますが。

ミドルサードからアタッキングサードにかけて、プレッシャーやそれに伴う時空間の狭さを物ともせず、少しでもゴールの近い位置でのボールキープの徹底と、それを実行するスキル。
ネガトラからファーストディフェンスのスピードと精度の高さ。
ビルドアップの安定感から、シュートまでのクオリティ。
それらをどの試合、どのコンペティション、どの時間帯でもキープするだけの選手層。
スタッフや選手の地元愛、地元のクラブ愛。

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羨ましいさ。それは。ぶっちゃけな。

試合内容について

よし。少しシビアに試合内容…それでもコンサ寄りだとは思いますが…
できるだけ端的に。
素敵なReviewerさんがたくさんいるので、詳細はそちらにおまかせします。笑

まず守備面。大きく思ったことは2つ。
1つ目相手1topを放置する守備
川崎は持ち前のボール回しを徹底することは自明なので、1topを泳がし、ラストパスを出させないようにバイタルエリアで相手2列目・3列目を受け渡す。
これは功を奏した。
ご存知の通り得点機会を作られまくったわけではあるけど、札幌が得点を伺う機会を作るだけの時間とポジトラのチャンスは作れた。

2つ目セットプレーコーナキックの守備
1失点目も3失点目も、ファーで阿部、山村がノーマークになってしまっている。
百歩譲って阿部はともかく、山村の頭は気をつけなければいけないわけで、ドフリーはどうなんだ。笑
このあたりは昨シーズン以前から課題になっている上、シンプルな決まり事を作ればある程度防げた失点ではあると思うので、残念ではある。

攻撃面(とゲームマネジメント)は1つ。
相手が10人になってから、オープンになりながらも、イーブンな試合展開を作ってしまったこと。
ここで押し切れればベスト、ノルマはミドルサードからアタッキングサードでの時間を維持する。
相手右サイドバックのマギーニョ、左サイドハーフの長谷川が比較的足が残っている交代出場選手だったことを差し引いても…もう少し押せていたらと。

あとはPK。

以上、試合内容について。笑

思ったこと感じたこと

上手くまとめられないので、この日のツイログを先に載せておく。笑

初めに、たくさんの人と色んな意味で出会いました。

まずは自慢(笑)の彼女。

そして都内某駅の駅員さん。

たぶんコンサドーレが好きだけど、お仕事だから行けなくて…初めて、「行けない人の分も」と思った。

斉藤さんというライターさんにも出会いました。

コンササポ以外の人からもたくさんリプもらいました。

LINEやDMで神戸サポやマリサポや…から「いい試合だった!」ともらいました。

川崎サポからももらいました。

そして、一緒に見てくれた弟や幼馴染や、コンササポのお友達、埼スタに行ってくれた母。

母はバックスタンドで見ていたのですが

偶然隣になった旭川から来たコンササポの青年が「川崎サポーターが多い中チャント歌ってくれたり、(たぶんVAR絡みで)何が起こってるか教えてくれたり、ハグしたりして楽しかった」と言っていました、ありがとう。

サッカーは素晴らしい

第一声スティングの「行け、札幌」で声が枯れた。
菅ちゃんのbeautiful goalで涙が出た。
阿部のゴールにはそこまで気落ちしなかった。まだ行けると思った。
小林悠のゴールで諦めかけそうになった。
深井の同点弾は僕が見たベストゴールだった。
福森のフリーキックは絶対に入ると思った。
山村あああああああああああああってなった。
PKはもう仕方がない。
名残惜しくて2時間くらい埼スタに残留。

勝てなかった。やはり川崎の壁は高かった。
何も言えまい。いくらいじられようと。

「コレオで星を出して勝ったところないんですよ」

その通りだ。何でも言ってくれ。
ただあなたの思ってる星(≒常識)と、我々にとっての星は意味合いが違うんだ。
そういうところだぞ。あなたたちがヒールたる所以は。笑

でも、人件費10億以上の差を埋めるべく、やれることはやった。

あの代表選手を止めるべく、考えられるベストは尽くした。
これまでの順位を、対戦成績を超えるために、出来ることはした。
それでも負けた。清々しい気持ちもある。

でもやっぱり悔しいんだ。負けず嫌いだからね。笑
あの悔しさを、たぶんコンサドーレを見ている限り、忘れることはないと思う。
けれども、あの時の、全てのコンササポーターが勝利を信じて、願って、拍手したあの120分も、きっと忘れない。
水色と赤、あんなにキレイに半々に染めれられた埼玉スタジアムを 。

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そして僕たちは、誰も語ることのない、Good loserのサポーターになる。

本当に「負けて得られるものなどないのか」

例のnoteには某ドラマのセリフを引用して、こう記しました。

勝つことがどれだけ重要なことか。
ここで、某ドラマでの佐藤浩市のセリフを思い出します。

人間は弱い生き物だ。
誰もが自分に優しい言い訳を考える。
一度負ければ悔しい。
だが、二度目三度目と次第に悔しさはうすくなってくる。
精一杯やればいいと。
負けてもいいことを前提に考える。
いいか、それが最後の分かれ道だ。
勝者と敗者のな。
最後の一秒まであきらめるな。
負けて得られるものなどないと思え!

勝つこと以上に物事を進めることは、出来ないんですよね。

結論から言うとやっぱり無かった

「神試合」
クラブ史上初の大舞台で惜敗
歴史に残る大激闘
王者川崎を追い詰める
稀に見る好勝負

そんな見出しを見たかったわけじゃない。

「下から(=ピッチから)表彰されるチャンピオンチームを見るのはつらいもの。それを本気で悔しいと思うのか。ただ惜しかったね、で終わるのか」

このスゲさんのコメントを見て、もう一度例のセリフに戻るとまさに

最後の分かれ道だ。勝者と敗者のな。

に立っている気がした。

もちろん1ファンにしか過ぎない自分が出来ることなんてたかが知れているのだけど、本当に悔しい。
小林悠や中村憲剛の慰め(とも取れる)のコメントが、これ以上にない屈辱だ。
本気で川崎に勝って欲しかったし、宮澤がカップを掲げている姿を見たかった。
負けて得られるものなど何もない。

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1つ分かったことは、将来、タイトルを取り

2019年10月26日、川崎に負けたから、今がある

と言えた時にやっと、負けて何かが得られるんだと。

次に笑うのは僕たちだ。
それが、この負けがコンサドーレの歴史を作ったと言える日。
自分がコンサドーレの勝利のために、何が出来るのか考えよう。

最後に

もちろん行きたくても行けなくなった人も沢山いるのは理解してる。
それでもなお「タイトルがかかる試合は、何が何でも行った方が良い」と自分より若いファンには伝えていこうと思います(老害。笑

これだけ良いゲームを見せられたら、例のツマンナイ女子サポ達に引っ張られているのも馬鹿らしくなってきた。
本当いいチームだな、フロンターレ。
次は負けないよ。絶対。

Eu estava tão empolgado com a sua peça e tinha orgulho de ter o mesmo número 7.
Muito obrigado Lucas.

行き先は決まっている。
迷わず行こう。

サッカーは素晴らしいなあ。

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#北海道コンサドーレ札幌 #川崎フロンターレ #サポーター論 #jリーグ #ルヴァンカップ

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