謎のビルドアップ

私的MatchReview:2018明治安田生命J1リーグ第20節北海道コンサドーレ札幌-柏レイソル(8月5日@札幌ドーム)

現場に見に行った試合だけ…とも思いましたが、気になったシーンがあれば書くことに。笑
と言ってもまだまだ言語化は初心者なので、お手柔らかに(._.)

1.Pick up scene:前半28分の謎の?新しい?ビルドアップ未遂
2.Pick up scene:前半36分鎌田からの縦パス対応
3.雑多なやつ

1.前半28分の謎の?新しい?ビルドアップ未遂

前半29分のソンユンからのロングパスのシーン。
これまで、セオリー通りシンプルに福森・ミンテ・進藤が最終ラインにいるところに、宮澤や深井ないしは同サイドのウィングバック(駒井or菅ちゃん)が絡みに行くというのがほとんどの場合だった。
ただこのシーンは、宮澤・深井が自陣両サイドの深い位置、駒井・ミンテがソンユンに寄る…という謎?新しい?シーンに。
・その前のシーン
ハーフライン、右側タッチライン付近の宮澤のFK→進藤→宮澤→ミンテの流れで最終ラインにボールが。
・原因・プロセス
①後ろ宮澤→前進藤の関係でFKをリスタートした後、その関係を修正していない。
②福森が何故か最終ラインに戻っていない。
・結果
進藤と高木の競り合いでボールが裏に流れ、三好くんがボールを拾うもゴールラインを割って相手ゴールキックに。
・メリット
(結果論かもしれないけど)相手最終ライン上で数的有利(5レーンに1人ずつ)になっている?
・デメリット
センターサークル付近がデッドスペースになっていて、ソンユンは大きく蹴るしか無い(進藤、もしくは菅ちゃん?)
→超えたので良かったが、高木に跳ね返されていれば、ミドルサードが完全に支配される(手塚・小泉・クリスティアーノ)
・結論
カウンターを食らう可能性が非常に高かったと言えるので、リスクマネジメントの意味でもこのビルドアップの仕方は良くないと思う。笑

2.鎌田からの縦パス対応

このあとの柏の先制点も同じように鎌田の縦パスが楔に入ったところから始まるが、その前の前半36分のシーン。
・原因・プロセス
①チャナが鎌田と小池を見る形になったので少しプレスが甘い(これは仕方がない気もする
②深井と宮澤が縦に並んでしまって江坂にスペースが(これに尽きる気が
→ちなみに失点シーンは深井と宮澤が横に並んでいた間を抜かれた
③菅ちゃんももう少し下がってても良かったんじゃないかなあ
・結果
江坂が反転し前を向いたタイミングでIJと福森がよーいどん。
勝てる訳無くIJに渡り、折返し。運良くクリスティアーノのシュートが枠の外に。
・結論
深井と宮澤の位置取りは最終ラインからの縦パスを防ぐ上で非常に重要(当たり前か笑

3.雑多なやつ
・得点シーンは良かったと思う(菅ちゃんの鋭いクロスからのJay
→悪くても1点返せるのはやっぱり点取る癖がついてきたわけでかなりポジティブ
・三好くんとチャナがレーンを上手くまたげなくなっているように見えた。
・白井くん2ndで見たかったかも(三好outで白井くんをとか
・やっぱり守備(特にネガトラ時)のルール必要じゃないかなあヨモさーん。笑

サポートありがとうございます。頂いたサポートは、デスクでのコーヒー代、もしくはスタジアムでのビール代に使わせていただきます(._.)