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TOKYO2020、やってよかった。

個人の見解それぞれでしょうが、私としては、そう思います。
オリンピックはもちろん、大きいのはパラリンピックです。
正直、存在は知っているけど観る機会ってなかなかなかった。
正しく言えば、観る機会なんていくらでも作れたのに、自分で作ることをしていなかった。でもそういう人が多いとも思う。

多様性が声高に叫ばれている昨今、
LBGTや肌の色は過激な行動まで起きているのに
心身に障害を持った人の声はあまり取り上げられていない気がする。
(取り上げられていないわけではないけれど、なんか偏ってる気がするんだよなぁ。)

幼いころガールスカウトに数年だけ所属していたり
比較的身近に聴覚障害者がいたこともあって
障害を抱えた人とそれなりに接していて
基本的に「困っている人がいたら助けよう」という意識のもとでいたのだけど

それはそれ。

障害者の人だって、できることとできないことがある。
できないことは進んで手伝おう・助けよう、は当たり前なのですが
できることまでこちらが手伝う必要はないんですよね。

大変そうだといった先入観で
車いすの人=押してあげなきゃ
白杖ついている人=誘導してあげなきゃ
って、若かりし頃、恥ずかしながら思っていました。
でもそれって、健常者の驕りというか、やさしさの押し売りなのかもしれないと思うようになりました。手を差し伸べた自己満足というか。

車いすの人だって困っていれば手をあげたり声を出せる。
白杖ついている人だって声を出したり白杖をあげて意思表示ができる。
そういったときに駆けつけて必要なことをサポートする。
私はそれが公平だと思うし、共存だと思うのです。
いらんお世話って、障害を持っている人からその人がやれることを奪う行為に等しいかなと思います。お人形ちゃん扱いにしてしまっているような。
お人形ちゃんではなくて、人として接するべきですよね。

攻撃と勘違いされちゃうので長くは書きませんが・・・

いやしかし、パラアスリートの皆様は本当にすごい。

とりあえず私よりよっぽどたくましい。

元気をもらっています。

東京で行われているからこそ、テレビで放送され、
今まで自分で作っていなかった「観る機会」ができている。
おかげでゴールボールやボッチャなど、知らない競技もいっぱい知れた。
ユニバーサルリレーを見て、これ、健常者含めてこそユニバーサルでは?と思ったけど(まぁそれはおいといて)

障害を持っている人が、それをまったくものともせずすごいことをやってのけている。

それを見て、私みたいに元気をもらっている人がめちゃくちゃたくさんいる。

パラアスリートの皆様は、みんなほぼ口をそろえて、開催できたことの喜びと感謝を表している。

やってよかったに決まっているじゃーん!
いいことしかない!

今日で終わってしまいさみしいけれど。

一昨日のNHK「パラリンピックデイリーハイライト」で風間君が標榜した
「ここをゴールではなく新たなスタートに」
私もここから、パラスポーツに興味や見識を広げていきたいし
パラスポーツを広げていく手伝いをしていきたいなと思います。


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