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住宅建築がすきになったきっかけは、自宅を建ててからー2 後悔ポイントとこれから

前回(1)の続きです。

後悔ポイント

①1階の間取り
②窓の箇所や大きさ、FIXか開閉かの選択
③パッシブへの意識

要はエコハウスについて、きちんと勉強すれば良かった。

①1階の間取り

もう元も子もない…
今の間取りは建築条件付きの際の参考間取りをほぼ踏襲してしまいました。
引越してすぐ感じました。

「キッチンが暗い…」

縦長のリビングの奥にあります。

西側にキッチンがあるので、日がほぼ当たりません。
まあおかげで食品の劣化は遅らせられるけど。。

キッチンを今のフリースペースに持ってきていたら、
朝だけでも東側の光を感じることができたなと思います。
しかもフリースペースの裏は納戸とSICなので、丁度良い。

右側の引戸の中が納戸。ここに食材や冷蔵庫などたくさん収納できたな~。

こうして完工後も
頭の中で別の間取りを組み立てて遊んでいる訳です。

因みに2階は、個室以外に洗面・トイレをつけたかったので、間取りは自分たち(というか私)が考えました。
何で1階もそうしなかったんだーーー!!

②窓

窓も基本的に参考間取りを使っています。
プラスで付けはしましたが、
大きさや高さが微妙だったり、採光に極端な強弱があったり、
風の流れが悪かったり(換気)。
付けなくても良いところを外さなかったり。
窓は本当にいちから考えるべきでした。

③パッシブデザイン

パッシブデザインについては、こちらをご参照ください。

専門雑誌「建築知識ビルダーズ」さんでも、
パッシブについてはかなり取り扱っています。

②とも関連がありますが、
家の中の快適な環境と光熱費の削減について考えるべきでした。
換気について、
窓からの採光による気温の調整について、
エアコンの位置について。

玄関の窓。FIXにせず、横滑りで風を取り入れたかった…
リフォームの検討場所。


そして、四季による太陽の角度の違いを知り、庇をもっと深くつけるべきでした。

南向きの吹き抜け上の窓、夏はとても暑い…
庇も浅いので役に立っていません。

最近の住宅は屋根がなかったり、軒や庇がなかったりするカクカクのお家が多いけど、
昔ながらの日本の三角屋根はそれなりに理に適っているのだと家を建ててから気付きました。

これも全てが叶うものでもないけれど

パッシブを意識した家やエコハウスにするのもコストがかかるため、
一概にメリットばかりではありません。
予算という大きな壁や、プライオリティの違いなどあると思います。

我が家のプライオリティは、早目に建てたいことと金額はそこそこでだったので、
例えば「キーワード:高気密・高断熱の家」にするのは結構ハードルが高かった。

まあ早く建てたいというのは、今考えるとお粗末な考えだったなあと反省です。
もっとじっくり、どこで建ててもらうか、間取りはどうするか、細かい仕様などの打ち合わせなどした方が良かった。
もしくは相性や考えが合う建築家の方に、お任せできる余裕があれば良かった。

今の家でも叶うことを

とはいえ、大きなものを買ってしまった(建ててしまった)。
後悔ばかりでは進まないし、この後悔は少しずつ挽回しよう。
今の家で叶うことは、ある。
それは。

その分、好きなインテリアを施そう

新居に住み始めて後悔もした後に、私が思ったこと。

「インテリアで家を変えよう」

DIYで変えていこうという訳ではありません。
私がずっと好きだったインテリア。
部屋の模様替えや家具、雑貨で内装は変えられる。

幸い、家はシンプルなファサードや内装にしていました。
好みが変わっても合わせられるように。

だから、好きな北欧や和風の家具、雑貨でコーディネートして家の中を楽しんでいます。

子供部屋の壁は新居時は敢えて真っ白にしておき、後で子供たちの好きな色にペイントしました。


窓リフォームで少しでも過ごしやすく変える

今、窓をリフォームすると補助金が出る制度があっています。

今年度は間に合いませんでしたが、来年以降も継続してくれないかなと願うばかり。
窓問題などの住宅問題は我が家だけではない。
国としても、SDGsを目指して長期住宅を勧めていくのだったら、こちらも頑張ってほしいなと思います。



そして叶うならば、
将来は小さい平屋に住みたいな。

この本を見て、ニヤニヤしています。

追記)
反対にやって良かったことは、Instagramに挙げています。


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