🔥炎エフェクト作画のとっかかり🔥
🔥簡単ループな炎を描くときの第一歩
ゲーム作るときに単発のアニメの他ループ物の素材を作る機会が意外と多いかと思います。
いざ作ろうと思ったときに本などを見るわけですが…
アニメの描き方ハウツー本などを見たときの初歩的な炎の作画が
けっこう「初心者向けではない」な~と思う事もよくあります…
まずはとりあえず良く紹介されている炎の作画を見てみましょう…
1個目のコチラ、説明としては凄くわかりやすくて好きなのですが、
自分含めてアニメ初心者には、形の変化が大きすぎて原画から中割を作画するのが意外と大変だったりします。日常的にアニメっていないので脳がついていかないのです。
とりあえず中に2枚動画を描くとイイ感じらしいとの事なので根性でサクッと割ってみます。
原画はもちろん動画部分も描く人によってかなり個性が出るので、なんとなく作画したはいいですが「合ってんのかなーー…コレ!!」
…と悩むこと間違いなし。
すくなくとも自分はちゃんと分かっていない気がします。
なので、頭の中身を整理するためにもう2~3歩前の段階まで下げて…
自分なりに簡単な描き方を…というか、最初の「とっかかり」として
こーいうやり方もあるよ~という紹介をしていきます。
まず、悩みたくないのでなるべく単純化します。
とりあえずいったんカッコイイ炎の形とか、アタリで丸を使うとか考えずシンプルに、箱、四角、で考えていきます…箱を動かすのです。
箱が「発生する場所」と地面、箱が消える場所を「消滅ライン」と仮定します。×から発生した箱は上に移動していき、消滅ラインをまたいで消えていきます。3Dエフェクトを先にやっている方には、
×を「エミッター」箱が「パーティクル」消滅ラインは「寿命」と言ったら分かりやすいのでしょうか?
…そして、この箱を、燃やします!着火ッ!
こうすると炎が発生してから消滅するまでの、一番シンプルな形が分かりやすくなるのではないかな~と思います。
しかしコレだと炎っぽさはイマイチなので…
この箱のアニメを全体のフレーム数から半分ずらして1つ追加で再生、箱2つに増やしてみます。
コレを基にして炎を作画します。
あとついでに、発生場所から炎が浮いてくのが何か嫌なので炎は発生場所と繋がっているテイで作画してみます。
炎の消え方も同じ消え方が2回繰り返されるだけで面白くないので、2つの箱の炎は少し違う消え方をするようにしてみます。
四角いけれど最低限、炎の形を備えたエフェクトが出来上がります。
慣れてきたら枚数を増やしてもっとキレイに動くように、
アタリを丸くしたり、箱を拡縮するなどイロイロ試してみましょうー
「あ、炎ってこんな感じなんだなー」というのが掴めてきたら、炎の原画と中割にチャレンジしてみるのが良いかと思います。
ちなみに今回の炎は練習の「とっかかり」ですので
炎のメラメラ部分の送りとかは全く考えていません、ギザギザした炎っぽい形が描けていればOKです。
以上です…!!
🔥そしてオマケ…
箱の動かし方や枚数を増やしてみるとどうなるか~
…という、おまけです。
3方向に箱を散らすと箱同士の距離が開くので
炎の振れ幅も広くなり、かなり大暴れする動きになります。
箱を動かして燃やして、大体の雰囲気がつかめれば良いなと思います。
おわりデス
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