三田正明(みたまさあき)

『50%の大家さんしか外国人に住まいを貸さない』という数字に衝撃をうけ、自ら外国籍の方…

三田正明(みたまさあき)

『50%の大家さんしか外国人に住まいを貸さない』という数字に衝撃をうけ、自ら外国籍の方々に向けた不動産事業〈TOKYO APARTMENT INC.〉を開始。今日までに80ヶ国以上の“日本ファン”の「ここに住みたい!」願いを叶える。口ぐせは「不動産業とSDGsの距離を近づける!」

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視覚障害者の住まい探しでネックとなる乗り越えるべき3つの障壁

住まい探しは「挑戦」! 視覚障害者が抱える苦悩と不安 引越しとは、新たな挑戦である!大げさに思われるかもしれませんが、障害者にとっての住まい探しは、その方にしか分からないような計り知れない苦悩や不安が伴います。なかでも、視覚障害者。人間の五感において視覚の占める割合は83%にも上ると言われ、私たちは視覚によって多くの情報を処理しながら、日々の生活を送っています。つまり、生活の多くは、視覚に依存しています。だからこそ視覚障害者にとっての住まい探しは困難がつきもの。多大な労力を

    • 住まい探しのマイノリティ「住宅弱者」に貸し渋る大家さんのワケは?

      いまや社会問題に!? 住まい探しのマイノリティ「住宅弱者」とは? マイノリティ(minority)とは、「少数」「少数派」を意味する言葉。また少数でなくても、社会的に弱い立場の集団は「マイノリティ」と定義されています。「住宅弱者」とは、国籍・性別・障害者・年齢・家庭環境など、住まい探しに困難を抱える人たちのこと。いわば、住まい探しのマイノリティ。少子高齢化や経済的要因、社会の多様性など様々な背景があるなか、その割合は全人口の30%に上るとされています。さらに数年後には45%

      • セクシャルマイノリティが住まい探しに直面する2つの弊害

        異性は歓迎なのに同性は敬遠!? 住まい探しのカップルの格差「お二人の関係性は…?」。これは仲睦まじいカップルが不動産屋に出向くと、必ずと言っていいほど聞かれる質問のひとつです。男女のカップルであれば、「いいですね~」「うらやましいですね~」などと会話が明るく弾むものですが、それが同性同士のカップルの場合はどうでしょうか?「その場の空気が重くなった」「不動産業者に困惑された」さらには、「断られた」といったネガティブな体験談も決して少なくありません。カップルにとっての住まい探しは

        • 東京に住みたいけど住めないそんな外国人が急増中!?

          外国人入居者お断りの理由は 大家さんの単なる不安「いつか日本に住んでみたい!」。外国人が帰国する際、こう言い残すケースは少なくありません。滞在中のおいしい食事、清潔な街、時間の正確さ、行き届いたサービスに感動してくれたのは、日本人としては嬉しいですね。が、そんな外国籍の方々が、いざ「日本で暮らすぞ!」と戻ってくると、前回の感動はどこへやら…。あの優しかった日本人の違った面が見えてくるといいます。それは住まい探しのときに起こります。「40%」。これは東京でマンションやアパートを

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