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データでみるハリウッド。|mofi 202号 ご挨拶

出勤しては大谷翔平の活躍をすぐさまチェックして、午前中の仕事に気合を入れる今日このごろ。みなさんいかがお過ごしでしょうか?

さて、ハリウッド映画などで、冒頭に本記事の表紙のような緑の画面が出てくるのを見た方もいらっしゃると思います。

実はこちら、日本でいう「映倫」がやっている、映画の対象年齢を決める団体による、審査(rating レーティング)の画面なんですね。このレーティングの世界というのが非常に変わっていて面白いのですが、詳しくは "This Film is Not Yet Rated" という映画をご覧ください。めくるめくレーティングの世界の裏側が見えます。

話がそれましたが、このレーティングの緑の画面中央下部にあるロゴを見てほしいのです。なんとも説明しづらいこの形、実は「アメリカ映画協会」 (Motion Picture Association of America 略して MPAA) という団体のものです。

ところが、このMPAA、実はただ映画のレーティングをするだけではないんですね。実は、北米および全世界における、年度ごとの統計資料をつくり、公開してくれているのです!

この毎年出る統計を、業界の人はチェックするんです。しかし、日本語でこれが読めるところって、ないんですよねぇ…

と思ったら!こんなところに!!(棒読み

というわけで、今週の小原コラムは、毎年アメリカ映画協会が発表している統計資料を紐解いていく回です。

「変化を見極めるには、定点観測をすることが大事」と、ある本で読んで深く納得したのですが、私もこの統計は2011年から追っています。

映画業界って、日本だけで観ると2000億円規模の興行市場で横ばいで推移しており、このnoteを読んでくださっている方の従事する業界と比べたら小さいほうが多いのがほとんどです。

一説では「日本の映画興行市場は、紅しょうが市場と同規模」とも言われておりまして。(厳密にいうとこれはまたちがうんですが、これについてはまた今度)

しかし、外国に目を向けてみると、世界映画興行市場は伸びていることがわかるんです。ではどんなふうに?それは記事をご覧ください。単品でも200円、ぶっちゃけ価格破壊レベルです。

この統計、図表入りで日本語で読めるのは mofi だけ! 大学のレポートの課題にもばっちり対応できるでしょう! たぶん頑張れば4000字くらいのレポートはこのネタで書けるんじゃないでしょうか。笑

どうぞよろしくご贔屓に!


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