現在価値とレバレッジ(『インベスターZ』第122話)
三田紀房による投資マンガ『インベスターZ』の連載を題材に、経済アナリストの森永康平氏(@KoheiMorinaga)が、投資・経済・お金についての理解を深めるコラム・Q&Aを連載する「お金の偏差値を上げるマガジン」 。(毎週火曜更新)
今週の『インベスターZ』第122話では、慎司との第二戦「不動産対決」のため、さっそく街に出て不動産に入る財前と美雪。
突然訪れた中学生の2人に驚きつつ対応する不動産会社営業担当の秋山は現金で不動産を買おうとする財前に「あるアドバイス」をします。果たしてその内容とは?
森永氏による解説コラムでも、この営業マン・秋山のアドバイスをもとに、不動産投資を行うにあたり理解しておきたい「現在価値」と「レバレッジ」について深堀り解説していきます。
今週も、一緒に「お金の偏差値」を上げていきましょう!
『インベスターZ』第122話:「チョコレートを買いに」
(つづく)
第122話コラム:「現在価値とレバレッジ」
今回の話は不動産投資対決の序章といったところで、投資に関するヒントはそれほど出てきませんでしたが、不動産の営業員が最後の方で話をしていた内容は株式投資家にとっても理解すべき内容だと思いました。
不動産はキャッシュで買うのではなく、ローンを組んで買った方がいいということです。この話が何故重要だと思うのかを理解するためには現在価値という言葉を理解する必要があります。
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