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【現役東大生直伝】結果を出す人の「勉強習慣の作り方」


みなさん、こんにちは!
現役東大生ライターの奥村亮太です。 

突然ですが受験生のみなさん、『部活や生徒会の活動などが忙しくて勉強する時間がない』と言い訳をしたことはありませんか?
 
「時間がない」はつい口にしてしまいがちな言葉ですが、これを言っている限り合格は見えてきません。
 
受験は日々の積み重ねがものを言います。習慣の差が、最終的に合否の差になって現れるのです。
 
同じことが『ドラゴン桜2』でも指摘されていましたね。

よく「習慣が人をつくる」と言いますね。「気が向いた時にやる」「時間がある時にやる」では、合格は見えてきません。
 
ということで、今回の記事では
・勉強時間の作り方
・勉強の質の上げ方
・習慣化を促すスケジュールの立て方
の3点に沿って、結果を出すための習慣の身につけ方をお伝えしたいと思います。
 
受験生の人はぜひ参考にして、合格の礎にしてください!

 

・大学合格に必要な勉強時間

まずはじめに、自分が志望している大学に合格するためには、何時間勉強する必要があるかご存知でしょうか?
 
もちろん現状の成績や志望校などによって変わりますが、高校の3年間で合計約3000時間、難関大学だと約4000時間必要だと言われています。

基本的に高校1・2年生の時よりも、受験生である高校3年生の時の方が勉強時間が長くなるので、高校3年生の一年間で必要な勉強時間は2000時間以上になります。

僕が受験生の時は、「平日は5時間以上、休日は10時間以上、1週間で50時間が最低限だ」と学校の先生に言われていました。

1年は52週間なので、このペースで勉強すると50×52=2600時間になりますね。東大志望ならそれくらい勉強して当たり前という感じで、僕も周りのみんなも勉強していました。


・自分が使える時間を知ろう

平日5時間以上勉強することが必要だ!と言われても、まず皆さんは現状何時間勉強できているのか把握していますか? 

できていない人は、次のような表を使ってまず時間の使い方を書き出してみましょう。

パッと聞かれても分からない人も多いと思うので、1週間ほど普段通りの生活をして、曜日ごとのスケジュールを書き出してみてください。

おそらく、現状5時間以上勉強できている人は少ないと思います。すでにできている人は、是非その調子で勉強を続けてください。

以下に、実際に表を埋めた良い例と悪い例があります。それぞれ何が良くて何が悪いのでしょうか?

見比べてみると、次の2点が違うことがわかると思います。

①良い例では、移動時間に勉強をしている
②悪い例には、ないをやっているか不明な時間がある 

おそらく、スケジュールを組み慣れていない人はこういった把握できていない隙間時間ができてしまいがちだと思います。先ほどの漫画にもあったように、何かのイベントの後に休んでしまうのもその一例です。
 
これ以外の時間は、睡眠や学校など削ることができない時間や、遊びや休憩時間などあまり削りたくない時間ですよね。
 
そのため、こういった把握できていない隙間時間こそが、勉強時間を増やす上で大事なのです。
 
ほんのちょっとの隙間時間だと侮ってはいけません。先ほどの例だと、通学の往復2時間のうち半分だけでも勉強に使うことができれば、1日で1時間もの勉強時間になります。
 
しかし、このような隙間時間に「何を勉強しようかな」と考え始めてはやることを決めるだけで隙間時間がなくなってしまいます。

そのため、いつでも使える暗記用のツールを準備しておく、リスニングの音源とスクリプトをスマホに入れておくなど、すぐ出せる勉強道具を用意しておき、いつでも勉強できる体制を整えておきましょう。


・明確な目標を持って勉強しよう

先ほどのパートでは、自分の勉強できる時間を知ることで、勉強量を確保する方法をお伝えしました。量を増やせたら次は質、つまり効率を上げることが必要になります。 

勉強の質はたくさん勉強しているうちに徐々に良くなっていくものと言われていますが、ただがむしゃらに勉強していてもなかなか良くはなりません。
 
では、勉強の質を上げるためにはどうすればいいのでしょうか?

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