勃痴庵(ザ・グレート・ミタ)

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本覚坊遺文

茶道オタクには相当シビれる映画。川野太郎さんの乞食宗旦はホントにビリビリ来たね。なるほど、ここで、宗旦を、川野さんで出すかと。ん-!やられたな!って感じ。 利休直系の道安は当時失脚めいた状況にあって「花の慶次」でもゲス野郎扱いでクソミソにコキおろされてたが。ホンモノの道安は一部の点前は利休を凌駕するものがあったと実際の利休の言葉に。どうも実像の道安は性格に多少クセがあって、なおかつ片足に不具がありそれらが不利に働き、利休後妻連れ子の宗旦派の政治工作が巧妙という事もあり特に非

    • 探し物は何ですか

      二年ほど何処に行ったか分からなくなってたDSliteがひょっこり文具入れからでてきた。時折鉛筆や万年筆のインク替えなどで漁ってたのに気が付かぬものだ。 「幸せが」とまでは言わないが、凡そ人生こんなモノかも知れぬ 見ていたと思っていたものを何も見ていない、知ってるつもりで何一つ知っていない。 目の前にぶら下がってるものに勝手に気づかず一人で嘆いて騒いでいる。ハタからみればコントのようで大笑いそのものだが、気づかぬ事で鬱に落ちたりした末に何十年も心が闇に閉ざされたり、死を選ん

      • 沈黙

        読了 沈黙は禅家も説くものだが、南伝系のこれでも沈黙を説く。 心の沈黙でもある。ベラベラ喋るなというのはむろん大前提。 不肖俺が読んだ程度で理解など一割もしてないだろう。 だがその言わんとする事は辛うじて。 「言質を取られる」というのはよくある。多弁の弊害というモノだろう。 人付き合いでも、ちょっとした行き違いは余計なヒトコトから始まり抜き差しならぬ事になるのはよくある事。ソレで進退窮まる事がよくあるので身につまされる。この身につまされるのが気づきというのなら、それも

        • 気分の悪い

          ことが元旦から続く。総員、勝手にしろとしか言いようもないが。