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確定申告と繰越損失

3/15(水)は確定申告の期限でした。
受付会場によっては爆破予告などのトラブルがあったようですが、私は自宅からe-Taxを使用して無事に提出できました。

会社員として年末調整に慣れてしまっていると、確定申告のことをうっかり忘れてしまいがちです。
しかも年に1度のイベントなので申告や控除の仕組みを思い出しながら申告書を作成するのに時間がかかります。
専門家(税理士)にお任せするのが効率的なのかもしれませんが、残念ながら依頼するほどの利益がありません。
タンス預金もなければ、脱税するつもりもありません。口座情報を全て開示しても構わないのでe-Taxの仕組みの中で自動集計し、還付や収受を完結して欲しいところです。

とはいえ、確定申告用に決算書を作成すると、昨年度の活動の振り返りになります。
一昨年までは相談窓口に相談員として顔を出す機会があり、交通費だけだったとしても診断士活動に関係した仕訳が登場していました。ところが、2022年度は診断士活動の仕訳がなく、ほとんど活動できていなかったことを改めて思い知る結果になってしまいました。

また、恥の上塗りになってしまいますが、FX取引で年収に近い額の損失を出してしまい、繰越損失用の申告書付表を作成しました。
一昨年に月収程度の損失を繰り越していたので、取り戻そうとしたところ、損失を拡大させてしまいました。
会社員としての収入だけでは将来の生活に不安があるので、自分で増やさなければと焦り、リスクを許容した結果、社会人になってからの貯金のほとんどを使い果たしてしまいました。
学生時代に戻ったかのような倹約生活で、人生スゴロクでいうと「ふりだしに戻る」を出してしまったかのような気分を味わっているところです。

リスクや回避方法を頭ではわかっていても、想定外の局面での行動は「静観する」「逆張りでの逆転を狙う」など性格も関係しているのだと思います。勉強不足も否めませんが、私の性格はFX(デイトレード)には向いていなかったのだろうと考えています。
お金に色は付いていないので、どこに行ってしまったのかはわかりませんが、日銀の為替介入の影響も大きかったので、せめて私の損失分が日本の発展に寄与してくれればと願っています。

以前、投資に関する記事を投稿しました。投資自体は悪いものではありませんが、リスクを伴うし「自己責任」で行うべきものだということを改めて伝えておきたくて、今回の記事を書きました。


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