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一方通行な思い

どれだけ泣いたらどれだけ泣いたらアナタへの気持ちはなくなるんだろう?今までのワタシをアナタの視界には写っていなかった。ワタシの気持ちも行動も何もかもが残らなかった。気持ちの一方通行。それに気付くのに少し時間がかかってしまった。アナタの前ではワタシは空気の様に透明でしかなかった。いつもそうだった。いつもワタシのもとからすり抜けるように消えてしまうもの達。そう願っているわけじゃない。なのに奪って去っていく。愛を知る価値がないのならなぜワタシはここで生きている?なぜ生かされる?痛みや苦しみを与えて嬉しがる暇潰しなら今すぐここから消えてしまいたい。自分から動くことも寄り添うことももう出来ない。ただただこの場所でとどまることしか出来ない。もしも、今ワタシのもとに風が吹くのであればワタシの気持ちを風と共に彼に届けてくれないかな?アナタの視界にワタシを写してくれないかな?


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