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コーポレートロゴ、リニューアル!

こんにちは!コーポレートコミュニケーションユニットの眞下です。ミテモとして新しい期が明けるとともに、2021年10月20日にミテモコーポレートロゴのリニューアルいたしました。

代表取締役 澤田より、新しいロゴに込めた想いと、ミテモがこれから皆さんと共に創りたい未来についてのメッセージをお送りします。

新しいロゴのデザインに込めた想い

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創業時のロゴやコーポレート・カラーであるオレンジから連想される前向きさや能動性を引き継ぎながら、これまでの新しい学びをつくることに重きをおくシンボルから一新し、グラデーションを通してダイナミックな変化を生み出す存在であろうとする意志を表現しています。

可読性はしっかりと残しつつも、芯を余白にし、開放的なロゴタイプには、常に内外に対してオープンであり続け多様な価値観や知見を取り入れる企業としての姿勢、そして、クライアントやパートナーとともにミテモ自身も変化しながら社会にポジティブなインパクトを生み出していきたい想いを込めています。

ミテモ株式会社 代表取締役 澤田哲也よりコメント

20世紀を通して、気候変動や生物多様性といった問題の一因となるほどに企業の存在・影響力は大きくなりました。この事実は捉え方を変えると、これらの問題を解決するポテンシャルもまた企業の中に潜んでいることを意味するのではないか。もし、そのポテンシャルを余すことなく発揮し、社会を、未来を自分たちの手でより良いものにしていく企業組織が増えれば、その一員として働く一人ひとりは自身の仕事により誇りを持つことができ、この時代を生きるより多くの人が未来に対して希望を持てるようになるのではないか。そんな可能性を感じながら、今から10年前の2011年にミテモ株式会社はその事業をスタートしました。 

創業当時、私たちが日々接していたのは大企業の人事担当者や大企業の優秀なマネジメント層の人たちでした。自分自身が感じていたサステナビリティに対する意識の高まりに反して、彼・彼女との対話において、自社の事業を通して社会をどうしていきたいか、などという言葉を聞くことはほとんどありませんでした。目の前の業務上の課題、売上や生産性向上、市場内でのシェア獲得などの成果だけが求められる環境に身を置き続ける多くのリーダー達は、社会と真剣に向き合う機会が圧倒的に少なかったのです。

また同時に社会課題が深刻化する過疎地などにおもむき、地域を牽引する企業のリーダー達とも様々な対話をしました。中には数十年、100年先の地域の未来を見据えながら、事業を通して課題を解決しようとする地域企業のリーダー達の志に心打たれるとともに、地域企業は地域企業で多くの課題を抱えていることに気づきました。その一つが、地域企業で働く人たちは、極めて基礎的な業務遂行能力や課題解決能力を開発する機会が圧倒的に少ない、ということでした。

この二つの機会の不足を補い、未来にポジティブなインパクトを生み出すために、ミテモはクリエイティブとI Tの力を最大限用いて、従来の社会人学習に質的な変化を促す様々な事業を展開してきました。

企業のリーダーが社会と真剣に向き合う機会を生み出すために、創業以来、ミテモが力を入れ続けてきているのが企業の現場に、対話と社会接続の機会を導入することです。ワークショップを通して自分たちの日々の仕事と顧客や社会とのつながりを改めて捉え直す機会や、スタディ・ツアーや事業開発などの越境学習の場を通して、今社会で何が起きていることを直視する機会など、事業を通して社会価値を生み出すための数々の場を生み出してきました。より多くの人が対話や越境を通して深い洞察を得られるように映像などのクリエイティブを対話に取り入れることはもちろん、Lego Serious Play、Points of You、インプロビゼーションなどをワークショップに取り入れながら、それらを媒介として個々人の自律的な意志を引き出し、視座を高め、視野を拡げる場を数多くの企業組織に提供してきました。

基礎的な業務遂行能力や課題解決能力を開発する機会を生み出すための事業の一つが、クリエイティブとITを活用し、従来の手法よりも圧倒的に知見を流通することのできるeラーニングの教材制作事業です。当時企業研修現場において、「eラーニングは受講記録を取得することには優れていても、トレーニングには使えない」というのは人事担当者にとっても研修ベンダーにとっても共通認識でした。なぜなら、受講を管理するシステムは発達しても肝心の教材は、およそ学習としても情報伝達としてもデザインされたとは言い難いものばかりだったからです。そんな中、ミテモは学習者中心主義に立ち返り、ビジネスで活用できる活きた知見を学習者にとって分かりやすく、楽しく、飽きずに学べる教材を多数開発してきました。また、業界内でも先駆けて定額制(サブスクリプション型)のeラーニングサービスも展開してきました。そうして開発してきた質の高い教材やeラーニング・サービスは、多くのパートナーのプラットフォームを通して、今もなおたくさんの働く人々に届けられています。

このように、ミテモは創業以来、社会人の学びに新たな選択肢を提案することで企業と社会の課題解決に取り組んできました。全ては、企業組織と個人のポテンシャルが最大限活かされ、事業活動を通して世の中の課題を解決し、一人一人が働きがいを感じながら、未来に期待できる社会を実現するためです。

一方で、この10年間で世の中は目まぐるしく変化しました。2015年には国連でのSDGs採択、パリ協定とこれに後押しされる形でのESGへの要請の高まりを受けて、国内でもかつてないほどサステナビリティへの意識が高まっています。また2020年の新型コロナ・ウイルスの感染拡大に伴い、世界規模で不可逆的な意識の変化が起きています。環境課題・社会課題解決と利益創出をトレードオフのように捉えていたオールド資本主義が退行し、サステナビリティに貢献することが利益創出や企業活動のサステナビリティにつながると考える企業が増加し、10年前には考えられなかったほどに多くの人が自分たちの事業を通して社会に、未来にどんな価値を生み出すのかを考え、挑戦しようとしています。

ミテモは、この時代の節目に、10年の蓄積を礎に、新しい学びの選択肢を創る会社から新しい未来の選択肢を共創する会社へと、その歩みを前に進めます。

すでにミテモのサービスは一企業組織に関するものから、広域的に複数の企業が未来を共創する場としての地域や、未来を牽引する中学生や高校生といった若年層へとその活動領域を拡張しています。時に実践者として、時に媒介者として、私たちが企業・地域・世代を越えて縦横自在に活動する中で、企業・地域・世代を超えた実践者の情熱と知恵が共有され、新結合=イノベーションが生まれるこれまでにない場が同時多発的に生まれています。このような場を世界中に拡げていきたいという想いを反映し、会社のロゴを更新しました。あらゆるセクターにおいて、意志と知が巡り、新たな挑戦が芽吹く場を生み出し続け、人・組織・地域のサステナブル・シフトを実現するコラボレーターとして、ミテモはますます皆さんと成長を続けていきます。

ミテモ株式会社
澤田哲也

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