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里帰りなしで2人目出産を乗り越える方法

私は1人目・2人目ともに里帰り出産をしませんでした。
今回は、その理由と、特に2人目出産を里帰りなしでどう乗り越えたかを書き綴りたいと思います。

私が里帰り出産しなかった理由

①通院する病院で出産したかった

私は若い頃から子宮内膜症があり、長く通っていた産婦人科がありました。
同じ病院で不妊相談もし、妊娠が発覚した時もその病院へ行きました。
また、働いていた私は出産予定日の数週間前までは里帰りはできません。
産休に入ってから里帰りするとすると、長く通い続けた病院とは別の病院で出産することになる。
出産だけいつもと違う病院で。というのが私には怖く、慣れ親しんだ病院で産みたいと思ったのが里帰り出産しなかった大きな理由でした。

②親より夫の方が甘えやすい

私は親と決して仲が悪いわけではありませんが、昔から甘えるのが下手なタイプ。
物心ついた時から「親に泣き顔を見せるのは嫌」そんな子どもでした。
その為、妊娠・出産という未知のイベントを乗り越えるにあたり、親より甘えやすい夫の側の方が安心感がある。
そう思ったのも、里帰り出産しなかった理由です。

③一緒に親になる「夫」と長い時間過ごしたい

出産経験者である母親は、出産・子育てをする上で本当に頼もしい存在です。
上述②のように親に甘えるのが下手な私でさえも、母の存在に何度も助けられました。
しかし、私と一緒に親となり、子を育てていく人は「夫」です。
男の人は自分で赤ちゃんを産むことはできない。
だけど、赤ちゃんがいる大きな大きなお腹を触ることや、産まれた瞬間や生後数日の小さな小さな赤ちゃんを一緒に見て抱っこする事はできる。
そんな、一生の内その時しか出来ないことを、共に親となる夫と一緒に経験したい。
そう思い、夫と今住む場所で出産することを決めました。(夫が育休を取れれば里帰り出産でもそれが叶いますが…)

里帰りなしで2人目出産を乗り越える方法


そんな理由で里帰り出産はしないと決めた私でしたが、正直1人目の出産は、里帰りしなくても全く問題ありませんでした。
やっておくべき事は、陣痛タクシーを予約する位。
いつ陣痛が始まったとしても、とにかく自分が無事病院に辿りつければ問題ありません。

しかし、突如ハードルが高くなるのが、2人目の出産。
元々「里帰りはしない」の一択に加え、1人目が全く問題なかったことから、少し楽観的だった私たちでしたが、直前になって「これはどうする?」「こうなったらどうする?」と慌てふためきました。

里帰り出産なしで、2人目出産を乗り越える方法。

それは、

予定外の事態を想定をしておくこと

だと思います。


2人目出産は、1人目の時のように「とにかく自分だけが病院へ辿りつければいい」というわけにはいけません。
どんな時に陣痛が来ても、上の子の安全と生活を守らなければいけません

その為、こうなったらこうする。というもしもの時の対応を入念に考えておかなければいけませんでした…。

自分たちの反省を踏まえ、今回それを書き綴ることで、どなたかのお役に立てれば嬉しいです。

①出産予定日が早まった時を想定しておく

当然ですが、こどもは出産予定日に産まれるとは限りません。
予定日よりずっと早く陣痛が来ても、上の子の育児やお迎え等を、自分以外の誰かができるよう、調整しておかなければいけません。

②上の子が体調不良になる事を想定しておく

産後「上の子は保育園行かせて…」と考えていても、予定通り行けるとは限りません。
特に我が家の長男はすぐに熱を出すタイプで、2人目の出産前後もしっかり風邪をひいてしまいました。

年齢にもよりますが、自分が入院中に上の子が体調不良になれば、付きっきりで側にいられる誰かが必要です。

退院後であっても、産後すぐの体で、新生児の育児をしながら上の子の看病をするのは、それはそれは大変ですし、もしその体調不良がRSウイルス等であった場合は、極力新生児と離さなければいけません。

やはり、自分以外の誰かの手が必要です。

我が家は①も②も当てはまってしまいましたが、幸い主人が在宅勤務や休暇を駆使して乗り越えることができました。

しかし、事前に「何かあったら助けて欲しい」と言えるママ友の存在も頼しかったですし、公的機関に、ファミリーサポート制度という、いざという時子どもを見てくれる制度がある事も、この時初めて知りました。

私は、あえて「里帰り出産しない」という選択をしましたが、世の中には「里帰り出産できない」という方も沢山いらっしゃると思います。

そのような方は是非、ご主人や家族、友人、公的機関、ありとあらゆる人達を巻き込んで、予定外の事態に備え、安心して出産に臨んで欲しいです。

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