最低な嫌がらせ

初裁判終了後、弁護士から報告を頂いた。
予想通り今回は特に大きな進展は無く次回から
双方の言い分を確認していく事になった。
また、次回以降は電話(オンライン?)で裁判を行うため、
関係者のみでやりとりを進めるそうだ。

ひとまず私としてはあらためて現状の考えや今後の方針を伝え、
様子を見ることにした。
特に大きな進展もないまま2020年が終わり新年を迎えた頃、
弁護士より連絡があった。内容は相手に弁護士がついたらしい。
「これで裁判がより長引いたら嫌だな・・・」と私は思った。

今回の相手弁護士の着任と共に弁護士同士で双方の言い分の確認が行われた。そしてあらためて相手から和解案が提出された。
内容は既に被告から認諾後に報告されている通り、
『15万円程度(大体の数字です)支払うので口外禁止条件のもと和解して欲しい』との事。
一考の価値もない内容であった為、条件は飲めないと返答した。

それから数日後、異変は起こった。
私は裁判開始後Twitterでは一つのツイートだけ残していたのだが、
ある日ふとコメント欄を覗くと奇妙な現象が起きていた。
あまり詳しく書くとまた嫌がらせを受ける可能性があるので、
詳細は書かないが状況としてはこうだ。

『あるアカウントのプロフィールアイコンに私の顔写真が使用されており、
プロフィール欄に氏名・住所・生年月日・メールアドレスの一部を記載した
内容のアカウントが足跡を残している』といった状況だ。

私はこれを見た時に素直に『気持ち悪い』と思った。恐怖や怒りではない。
レストランに食事をしに行ったら頼んでもいないゲテモノ料理が出てきたようなそんな気持ちの悪さでいっぱいであった。

私はすぐにweb魚拓をとり弁護士へ相談を行った。
結果としては『警察に相談しても公開情報が個人を特定できるにはギリギリの範囲なので刑事事件として扱うにはハードルがあるかもしれない』という返答を貰う。
もちろん情報開示請求を行い民事裁判を行う事も出来るが、
それには時間と費用が再び発生してしまうと助言を頂いた。

私はTwitter上では個人情報を出していないため、
それらの情報を持っている相手は容易に想像ができた。
しかし、進行中の裁判がある中更に裁判を増やすのは心理的にも経済的にも
負担が大きかったので今回の訴訟は見送ることにしTwitter社へ違反報告のみ行い、数日後アカウントのプロフィールの内容は変わっていた。

なお、このアカウントは私の他に時事ニュースを放送しているyoutuberのヒロシさんと名無しさん@茨城さんもフォローしていた。
開示請求は行わなかったので結局誰かは分かりませんでしたが、
一体どんな人がこんな事をやったんでしょうね?
本人もここ見ていると思うので一言だけ。「次はないからな」

そんなやりとりがあり2月22日の裁判がもうすぐという頃、
私の弁護士から連絡があった。
「mitoさん、相手弁護士から認諾の連絡がありました」
「にんだくってなんだ・・・?」

ようやく裁判が終わろうとしていた。


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