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さらば圏外!楽天モバイルからLINEMOにMNPした話

楽天モバイルには、格安SIM時代からお世話になっていました。

当時はdocomo回線でしたので、本家docomoより速度は劣りましたが、「まったくつながらない」ということは皆無でした。

その後、楽天モバイルが独自回線を持ち、2019年より所謂「キャリア」として運用を始めました。

楽天カードや楽天証券など楽天経済圏にどっぷり浸かる僕も、もれなく格安SIMの楽天モバイルから「キャリア」の楽天モバイルに移行をして、これまで使ってまいりました。

しかし、もろもろの事情があり、このたびMNPでSoftbankの格安プラン『LINEMO』に変更することにしました。

今回は、その経緯について『note』に記したいと思います。

ちなみに、本記事では具体的な転出の手続き方法については紹介していませんので、あらかじめご了承ください。

転出方法については検索をすれば様々なブログで紹介されているので、そちらをご参照いただければと思います。
(実際、僕も検索して表示されたブログを参考に手続きしました)


千葉県北西部の「楽天モバイル」の実態

まぁ、繋がりません。
電波が。

僕が住んでいるのは、千葉県北西部のとあるローカルな町です。
そして、勤務先も、千葉県北西部の比較的人口の多い都市部に位置しています。

僕が住んでいる町は、まだかろうじて繋がります。(「かろうじて」です)

しかし、勤務先の周辺や、通勤途上の駅(快速が停車するような駅)では、電波が安定していなかったり(一本表示)、朝の通勤時間帯などは圏外でまったく繋がらなかったりします。

「ちょっとネットで調べ物を…」→圏外
「あ、(無料通話ができるRakuten Linkアプリで)電話しないと…」→圏外
「支払いは楽天ペイで。」→圏外→「あ、現金で。。」

なんのための「スマホ」ですか?
なんのための携帯「電話」ですか?

「キャリア」の楽天モバイルに変えてからというもの、かなりストレスが溜まる日が続いておりました。

ただ、楽天経済圏が捨てきれなかったことと、何より格安な料金プランが魅力的なこともあって、なかなか抜け出せずにいました。

そんな状況でしたが、昨年とある転機があり、携帯キャリアの変更を検討せざるを得ない状況となりました。

MNP転出の経緯(個人的な事情です)

昨年から家庭内の状況が変わりました。

ざっくり書くと、家族が要介護となり、いざというときに電話ができなかったり、(圏外で)電話が掛かってこない状況を改善しなければならなくなりました。

考えたくもないですが、「万が一」何かがあったとき連絡が取れないと言う状況は作りたくなかったのです。

一時は本格的に他キャリアと比較検討を始めたのですが、幸いなことに家族の状態も安定してきたため、いったんは検討を中止し様子見することになりました。

しかし、自宅や勤務先近辺での通信状況は相変わらずの状況。
昨年6月に「最強プラン」というプラン名に変わっても、僕の行く先々は「最弱」な状況に変わりありませんでした。

そんなストレスフルな状況に追い打ちをかけるように、楽天モバイルから(無用な)ショートメールや、「使えるエリアが増えました!」的な(こちらも無用な)連絡メールが数ヶ月前からやたらと届くようになりました。

また、ここ最近外出先で電話をかける機会が増えてきたことと、正直「楽天市場」自体利用する機会が減ってきたこともあり、あらためてキャリア変更を検討し始めました。

LINEMOに決めた理由

結論から書くと、「大手キャリア」提供のプラン、且つ3GB/月で一番安いプランだったから、になります。

僕はスマホでゲームをすることもなく、モバイル回線で動画を見ることもなかったので、毎月3GB以内で収まっていました。

楽天モバイルであれば、毎月1,081円(消費税/諸費用込)で利用できていました。

しかも、「Rakuten Link」というアプリを使えば通話が時間制限なく無料。
通信状況の問題さえなければ、本当に最強だと思います。

大手キャリアの回線を利用する格安SIMに戻る手もありましたが、今の僕が重要としているのは「通信の安定性」。

その観点から、移転先は大手3大キャリアにしようと決めていました。
あとはプランをどうするか、というところでした。

僕が重視したのは、

  • 月3GB程度の安いプラン

  • (仕事中は電話に出られないので)留守番電話サービスは必須

  • できれば5分でもいいので電話かけ放題のプランがあるといい

の3点でした。

docomoであれば「irumo」というプランが該当しますが、月額料金が高め。
(ドコモ光を利用していれば割引されるようですが、該当せず)

auであれば「povo 2.0」になりますが、留守番電話サービスがなかったのと、正直おじさんには「トッピング」という概念がわかりづらい…。

結果、Softbankが提供する「LINEMO」のミニプラン(3GB:990円/月)が残りました。

5分以内通話オプションと留守番電話が利用できるオプションをつけると、さらに770円が追加されますが、致し方ありません。

通話オプションは7ヶ月は無料のようなので最初は利用しますが、8ヶ月目以降も継続するかは、その時の利用状況に応じて判断しようと思います。

ちなみに、LINEMOは『LINEアプリが使い放題!」という謳い文句で売り出していますが、僕自身LINEはそれほど利用していないためほとんどメリットとは感じませんでしたし、決断の決め手にはなりませんでした。(Softbankさん、すみません…)

さようなら楽天モバイル、そしてよろしくLINEMO

ということで、まさに本日2024年1月21日。
楽天モバイルでMNP予約番号を取得し、LINEMOへの申し込み手続きを行いました。

案の定、楽天モバイルでMNP予約番号を取得する際は、あれやこれやと引き留めの嵐に見舞われましたが、心を鬼にして同意・同意…を繰り返し、MNP番号を取得。

楽天モバイルでMNP予約番号を取得!

番号取得後、即LINEMOのサイトから申し込みを行いました。
申し込み時、運転免許証のアップロードが必要になりましたが、特に躓くことなく、スムーズに申し込みが完了しました。

LINEMO申込完了!

この記事を書いている最中、LINEMOからメールにて、SIMカードを発送した旨の連絡が来ました。

SIMカードが届き次第キャリアの切り替え作業を行い、その時点で完全に楽天モバイルとはお別れになります。

月額でかかる費用は若干高くなりますが、今は非常にスッキリしています。

ただ、Softbank回線はこれまで一度も使ったことがないので、そもそも自宅や勤務先近辺で安定して使用できるのか一抹の不安はあります。

ですが、まぁ楽天モバイルよりは安定して繋がるでしょう。。
繋がりづらかったり、楽天モバイルと遜色ないようであれば、また戻れば良い話。

その時はその時で、また考えたいと思います。

おわりに(楽天モバイルの未来に期待して…)

散々、楽天モバイルの文句をタラタラ書いてしまいましたが、通信環境さえよければ、楽天モバイルは本当に最強だと思います。

もしかしたら都内とか他の地域であれば繋がりやすい状況なのかもしれませんし、プラチナバンドの運用が開始されればこの状況も改善されるのかも知れません。

ただ、スマホとはいえ携帯「電話」だけに、現状、通話ができない状況は非常に困ります。

僕の場合、家庭の事情もあり、プラチナバンド運用開始までは待ちきれず、今回はキャリア変更をすることになりました。

通信状況が改善されれば、もしかしたらまた楽天モバイルに戻るかも知れません。

かなりストレスも貯まり不満も述べましたが、移転した今でも、楽天モバイルは魅力的なプランでありサービスだと思っています。

今後の楽天モバイルの発展に期待しつつ、LINEMOの開通(SIMカードの到着)を待ちたいと思います。

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