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一人一人がキラキラ輝く世界、愛と感謝と悦びの循環する世界 「開華道」のこと ①

開華道という言葉は、熊野の旅の最後に降りてきた。
あの時は、すごく焦ってた。
何ものかにならないといけないと思ってた。

あの旅は、不思議な体験がいっぱいあった。
南紀白浜空港に降りて、なぜか天河神社に向かった。
途中で紀の川村に立ち寄ってると、待ち合わせ場所が玉置神社だったことに気づいたのは、引き返せない時間。
天河神社にギリギリについて、熊野に戻る真っ暗な山道。紀伊半島を駆け抜けた時間。
やさしいあたたかな温泉街。温泉水で炊くトロリとしたご飯の味を覚えてる。

ぱかんと開たような熊野をめぐる旅
そこで、スペインサンティアゴと繋がってることを知る。
なぜ、ここに来たのか。
巡礼の旅は続いているのだ

2025年5月5日に、出発しよう、と決めた。

この旅は、光がいつも優しかった。
熊野古道は吉野につながってるけど、吉野よりもなんだか明るくてやさしい。
海が近いからか、ひらけたような土地柄の明るさがあった。
花や植物たちが、ピカピカに元気で、お日様のあたたかさが満ちていた。
こんなにも、光を感じる旅はなかったんじゃないかと思うほど。

長いドライブも、ずーっと笑ってた気がする。 
こうやって、ずっとずーっと、進んでいくんだなぁ、と思った。
仲間と進む道は、行き当たりバッチリで豊かだ。

熊野をぐるっと回って、どんなに手を合わせても「そのまま自分の道を行きなさい」みたいなことしかなくて、はて?と思ってた。
「光の道を生きなさい」
カードをひいてみたら、宇宙と才能とつながること

最後の最後、空港のトイレで楽しい旅だったなぁと、気を抜いてたら
「開華道」という言葉が降りてきた。

一人一人の中にある華が開く
「道」

そうか、ずーっと言ってきたじゃないか、メイクをした後に、鏡を見てお客さまが笑顔になる時のキラキラ。自分で自分をいいと思えるその時、華が開くんだ。
人の中のマコトが開く時、世界は変わる。

降ってきた言葉を仲間たちに伝えた時に、心が震えたこと。

生まれた言葉の大きさを、ただ胸に抱いて立ち尽くしてたことを、覚えてる

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