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チャレンジの落とし穴。続ける?やめる?そんな出来事。

こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!

だいぶ前の記事ですが、大学生とコラボして「学生シェアカー」プロジェクトを実施しています。過去記事読んでいただくと良いのですが、簡単に振り返り説明をすると

福知山は公共交通機関が不便で、車をもたない大学生(全体の7~8割が持っていない?)は福知山の旧三町や、近隣市町への移動に時間と費用が掛かるため行動範囲や活動範囲に制限がかかってしまうという課題を解決するためのプロジェクトです。

まずはうちからの企業協賛として大学生プロジェクトに軽自動車を点検、車検、税金費用全額当社負担で1台を用意しました。

この車を軸に予約システムや、鍵の管理システムを開発し、また大学生の中でこのサービスを自分勝手に使わずより良くしていくための風土づくりをしていく必要があります。
予約システムは公式ラインやアプリを活用し、予約管理と鍵も無人BOXで予約システムと連携できるインターネット錠による仕掛けを作成していました。

この夏から大学生の活動への利用が始まった矢先でした。
先日貸出中に鹿と衝突してしまいました。

搭乗者のケガやそれによる二次事故等も起らなかったのが幸いでしたが、シェアカーは大きく破損してしまいました。

車の利用に事故はつきものです。そして今回の事故によりシェアカー予約の際に1日保険への加盟手続きへの隙が出てきました。対人対物への保険利用は含まれていましたが自損事故の場合の対応が取り扱いの説明文になく、かつ保険が一番下の保険に加盟されているため自損や自然災害が非対応になっていました。結果車の修理を事故をした大学生が持つのか、プロジェクトが持つのか、協賛企業が持つのかという話になっています。

うちとしては想定内で相手に対してしっかり出る保険で二重カバーしていて、車両は何か合えば損切と思っていたので良いのですが、学生プロジェクトとしては一つの山場がきました。

事故対応、事故処理への経験もですし、ルール作りや自走可能なシステムとしては現状では不備があることがでてきました。

どうしても学生活動は社会人活動や仕事と比べ責任の所在やスピード感とは程遠い活動が多い印象です。この学生プロジェクトは学生にとっても地域にとっても自走していくと素晴らしいプロジェクトになる反面、様々な大学生が利用するようになるとマナーや自覚をどう監視や指導するのかが大きなポイントになります。

正直うちは赤字垂れ流しの協賛ですし、プロジェクトの大学生も人のトラブル処理を強いられるわけですから正直嫌な気持ちしかないと思います。そんな負担が多いことを続けるのかやめるのか。これは新しい文化や変革をおこすときにリスクや負担を嫌えば、現状を変えないか現状より楽な選択、何もしない選択をすることしかありません。

せっかくなので処理をスピード感をもって対処して、チャレンジを続けてもらいたいと思います。

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