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今治の大島と伯方島

2024年2月17日 土曜日

愛媛県今治市にいます。

昨夜、渡ってきた大島の道の駅よしうみいきいき館で車中泊しました。朝に近くを散歩です。

今日は雲がほとんどない晴れです。浅瀬に差す光で水の表面がすごくきれいです。一瞬一瞬で表情が違うので、何枚か撮ったうち気に入ったものを。


陸に上がっている船のディテールを間近でみてみます。思ったよりプロペラが小さい。これで十分な推進力があるのですね。プロペラのカーブは美しいです。


使いこまれてあせた青と赤の色が気になりました。新品なものより経年変化したものに惹かれます。開放f1.4で寄って撮影。角のスレた質感が良く見えます。


島を反時計回りに移動。椋名漁港に寄ってみます。

いつも撮っている港。連想しただけですが、奥の階段がインドにあるアダラジ階段井戸のようと思ってしまいました。


ちょっと移動して、Google Mapでしまなみビュースポットとある場所へ。

強く出た海の色と影のコントラストが気になった場所です。朝から自転車が何台も通ります。暖かくて天気が良くてサイクリング日和です。向こうのカーブからやってくる自転車も入れて何枚か撮影して、画面端に消える前のを選択。


大小の船があって撮影。向こうはガスを扱っているところのようで、運搬用の船なのでしょうか。真っ青な空にクレーンが伸びている様子が気持ち良いです。大小の船はど真ん中に配置。


島の中央の市街地を抜け、北の方の宮窪漁港へ。

同じ向きに並んだたくさんの船。カーブを描いて陸へ伸びる複数のロープ。一方で色や形、模様はバラバラ。規則性と混沌が同居したような状況とアングルに出会うと撮影したくなります。


ミラーは気になる被写体です。シンプルに電線が3本写っている角度から撮影。開放f1.4でボカしていますが、対角の奥に船を。反対の左下にあるカゴの影も意識してフレーミングしました。


橋を渡って次の島、伯方島へ。伯方ビーチに到着です。

渡ってきたばかりの伯方大島大橋が良く見えます。光が良く当たっていて海や砂浜の色が綺麗です。そして今日は暖かい。この場所は何枚か撮りましたが、一番素直に見えたものを選択です。


堤防まで歩いて来ました。透明感のある海の色が気持ち良いです。石の白さからも光を感じます。


大分傾いてきた日が、雲に遮られることなく強い光を差しています。雲のないフラットな空のグラデーションきれいです。こういうの久しぶりに見ました。


お腹の赤い鳥がとまっています。鳥の警戒心はすごくて、撮影しようとするといつも逃げられます。このくらいの距離なら大丈夫なよう。奥に船とクレーンが見えますが、朝の場所とは違います。隣の島ですので。撮りながら既視感がありました。


山に日が沈んだ瞬間です。強いオレンジ色です。肉眼でも同じような感じです。空の上に向かうグラデーション、水面への写り込みがきれいです。堤防と水面のカーブがきれいに見える角度から撮影です。


ひとつ前の写真の左側です。もう少し時間が経ってからです。オレンジ色が弱まり、空の色がくすんで来ました。日が沈んだ少し後、まだ暗くなる前、灯りが点き始めた時間の景色が好きです。


今日のスポット


今日のカメラとレンズ

4日続けて使ったQ3の後、Leica M11-P / Summilux-M 35mm f1.4 ASPH.の組み合わせで撮影しました。

改めて。手に持つと、レンズが細く、ボディーが少し横に長く、スリムな印象です。表面の冷たさ、Qよりも感じる硬さから、より金属感を感じます。作りはMの方が上ですね。

フォーカスリングを回し、シャッターを切る、という2ステップのシンプルな操作で撮影する。Mならではのお作法だと改めて実感。Q3などAF付きのカメラでは、AFで合わせるか、中央以外にフォーカスポイントをボタンで動かして合わせるか、中央で合わせてカメラを振るか、MFに切り替えるか、AF-Lを使うか、など操作方法が複数あることで、現場でどうしようと迷うことがあります。その点、Mでは迷うことがないと思いました。

まだ言語化できないですが、写りはQ3とM11-Pで違いますね。使うレンズも関係しますが。ハード的には同じセンサーなのでしょうが、いろいろなチューニングで変わるのでしょう。どちらも良く写ることには変わりません。

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