どうも、長らく休止していたカリブの海賊がいよいよ明日オープンしますね。みつきです。(記事公開時2023年4月7日時点の話)

カリブの海賊が休止していたのは去年の9月5日からだったので、約7ヶ月、半年以上も休止していたことになります。その時に世のDヲタ達の中で盛り上がっていたのが「カリブの海賊がリニューアルされるんじゃないか？」という話。今日は何故リニューアルが話題になっているのか、リニューアルされるとしたらどこが変わるのかについて話していこうと思います。

カリブの海賊がリニューアルされるのではないかと噂されている理由、それはここ数年の間に東京ディズニーランド以外の全てのディズニーランドのカリブの海賊でリニューアルが行われているのです。そのリニューアルの内容は、アトラクション後半で海賊が村の女性達を花嫁としてオークションしているシーンを村の人々から巻き上げたお宝をオークションするシーンに変更するというものでした。

このようなリニューアルが行われたのは、花嫁オークションが明確に”人身売買”の様子を描いており、このようなシーンはテーマパークとしてはあまり相応しく無いからとされています。ただ花嫁オークションのシーンの頃からゲストから(そして海賊達からも)人気のあった赤髪の女性のキャラクタは、新たに赤髪の女海賊として蘇るなど、以前のシーンを好んでいた人のための配慮もされているようです。

実はカリブの海賊のシーンが不適切という理由で変更されるのはこのリニューアルが初めてではありません。このようなリニューアルが初めて行われたのは1997年のカリフォルニアのディズニーランドとマジック・キングダムでのことで、樽の前で酔っ払っている海賊のシーンが変更されました。

このシーンはオリジナルでは樽の中に女性が隠れており、海賊の手には女性ものの下着が、つまり海賊に下着を剥ぎ取られた女性が樽の中に隠れているという何とも直接的なシーンでした。変更後は樽の中が猫に変更され、酔っ払った海賊も宝の地図を片手に食べ物を食べているように変更されました。この海賊は2006年頃に行われた映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の要素を追加するリニューアルでも変更され、海賊の持っている宝の地図を樽の中に隠れたジャック・スパロウが狙っているシーンとなりました。

また同じ年には海賊が女性を追いかけてぐるぐる回っているシーンが変更され、女性が食べ物を持って海賊がそれを目当てに追いかけてくるというシーンに変更されました(因みに東京ディズニーランドでは未だにこのシーンは残っています)。そして2017年から2018年にかけて冒頭で述べた花嫁オークションのシーンが変更されました。

さて、いよいよ明日オープンするカリブの海賊では一体リニューアルがされるのかどうかということなんですが、上のリニューアル以外にも期待したいことがあります。それは東京ディズニーランドオリジナルの新規のリニューアルが行われる可能性についてです。

実際に、海外のディズニーランドのカリブの海賊ではそのパークごとの独自の演出が追加されることがあります。例えば2012年にはマジック・キングダムのカリブの海賊で骸骨の海賊がいる洞窟に新たに人魚が登場する演出が追加されました。これは水面の映像投影を使用した演出でしたが、2015年に消去されてしまったようです。(下にその人魚のシーンが確認できるYouTubeの動画のリンクを貼っておきます。)

カリフォルニアのディズニーランドでは2017年の花嫁オークションのシーンが変更された際に、新たに宝箱を抱えた海賊の演出が追加されました。この海賊は死んだ海賊がいるシーンと生きた海賊がいるシーンの間におり、視覚トリックによりボートが通る途中で骸骨から人間に変化するような演出がされていました。

全く内容に変化は無いか、はたまた独自の演出が追加されるか。全ては明日からオープンするカリブの海賊次第でございます。
さて今日はここまで。カリブの海賊はそれぞれのパークによってリニューアルだけでなく内容自体にもかなり違いがあって面白いので、また別の機会に書こうと思います。ではでは。

〜note限定おまけ〜

どうも、本記事公開の翌日のみつきです。結論から言うと、東京ディズニーランドのカリブの海賊に特にこれといった変更はされませんでした。休止前と同じです。
一応WDW News Today氏による証拠の動画のツイートを貼っておきます。

↓下の❤️を押すと東京ディズニーリゾートで撮った写真と一言コメントが見られます。