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実際に体験した怖い話

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「訳あり物件」に居住していたときの怖い話を中心に、家族や知人の体験談を集めてみました。
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記事一覧

親切の裏には何かある? 「厄介な人」

以前住んでいた地域でも、ペットグッズのお店やワンコも食べられる油抜きのドーナツ屋さん、道中で会っては軽く立ち話をするワンコ友達、近くを通ると立ち寄るお宅などなど、馴染みの場所や人がおりました。 今日は、その中で後々厄介になった人の話を書いていこうと思います。 はじめは面倒見のよい親切な人、だった・・・それは、散歩中にたまたま知り合った年配の女性Fさんでした。同居家族は同世代くらいのご主人。近所には、息子さん夫婦が住んでいます。本人は目が悪いために仕事はできず、ほぼ自宅にいま

処刑場跡地に建った家

これは、うちが住んでいた訳あり物件があった地域の話です。その地域ではほとんどの人が知っている噂、外から見えた情報だけで書いており、内情についてはわかりません。 ほとんどの人が知っている忌み地今考えると、あの辺り一帯があまり良い土地ではありませんでした。 うちが訳あり物件に入ってから聞いた話ですが、そもそもうちが住んでいた辺りは罪人を住まわせていた地域なのだそうです。 その地域に土地勘があればほとんどの人が知っている噂の一つが「処刑場跡地」。当時うちが住んでいたのが2丁目、そ

ちょっとだけ怖い話 「亡くなった人が急に見えるようになった知人」

私は不思議な体験をすることがあります。でも、亡くなった人は見えません。気配を感じ取れるだけです。 そんな私を見える人と誤解し、ときどき自身の心霊体験を話してくれる人がいます。今回は、その中からKさんの話を書いてみたいと思います。 Kさんの告白Kさんは、私が在籍していた会社の取引先の担当者でした。そのうちKさんは独立。数年後、私も退職して起業すると、お互い何かと仕事で協力し合うようになりました。会社にいた頃から気が合い、仕事に関係のないくだらない話で電話することもありました。

あれは、やっぱり生き霊?夫と見た女性

知り合った頃はまだ院生で研究に没頭していた夫。その傍で仲間とバンドを組んでいました。 そのうち第二のプロフィール的に書こうと考えていますが、私は小学生の頃からロック好きで、夫とも音楽がきっかけで知り合っています。 どちらも聴くジャンルの幅が広く、そっち系の話になると話題がつきません。それが一緒にいて楽しい理由の一つですね! 今日は、そんな夫を当時追っかけていた女性の話を書いていきます。 私がきっかけで火がついた?彼女の行動彼女は、私より前から夫を知っていました。当時、夫が運

不気味な夢 「深夜の呪文」

これは「あの家」に住んでいたときに見た気味の悪い夢です。そもそも私はリアルな夢が多いのですが、これも現実と混同しそうな夢でした。いえ、その後の事件を思えば、現実だったのかもしれませんが・・・。 外から聞こえてきたものあれは、リビングでうたた寝してしまったときのことです。 とにかく疲れていて、夕ご飯を食べた後は夫も愛犬も私も、気づけばソファーでいつの間にか寝てしまうことがしょっちゅうでした。 その日もソファーで眠ってしまったようで、外から聞こえてくる妙な声で目が覚めました。

訳あり物件での怖い話 「ストーカーが訴訟を起こしてきた」

訳あり物件は、そもそも家を建てるまでのつなぎとして1〜2年程度住む予定でした。結婚して間もなくハウスメーカーに相談をしていて、土地やモデルハウスを見ながらローンが組みやすいタイミングを図っていたのです。 次第に妙な現象やトラブルが起こり、一時は夫婦で失業するなど我が家は没落。神頼みでようやく逃げ出せましたが、最後に登場した意外なトラブルがこの訴訟でした。 いくつか前の記事で少し触れましたが、あの家にいるとき、私はとある人物にストーカーされていたようです。なんとも呑気な表現で

ナビで誘導された山道

これは、私がライターを始めて間もない頃の体験です。何かを見たという具体的な怖さはありません。ただ、私にとっては不可解で怖い体験でした。 取材の帰り道その頃、私は某医療系ポータルサイトの仕事を受けていました。私が担当したのは歯科医院の紹介記事10件ほど。院内の撮影と院長へのインタビューを行い、4000文字の記事を書き上げるというものでした。 その日の取材は午後のみで、2件。2件目の取材は診療終了後だったこともあり、医院を出たのは19時近くになっていました。それでも、自宅には

【忌み地の住人】 愛犬をストーカーしてきた老人

私は、以前住んでいた地域でネットストーカーされています。リアルでもストーカーと迷惑行為が見られたため弁護士と警察に相談し、最終的に裁判で解決に至っています(裁判はストーカーが申し立てしてきたという珍事件ぶりww)。 当時のブログは閉めざるを得なくなりましたが、最近ようやくストーカーが亡くなった(または施設に入った?)ようなので公開するなど整理をしています。その中で、自分でも忘れていた驚くような事件を発見しました。 路上でいきなり手を出され・・・愛犬ぷるさんは、当時9歳。 前

ちょっと怖い話 「闇夜の交通誘導員」

最初に勤務していた会社の同僚だったKちゃんとは、週末の夜はご飯を食べたりドライブしたりと、当時は本当に仲良しでした。これは、ドライブ中に遭遇したちょっとゾクッとした話です。 海沿いの町ヘ一時期、金曜日の退社後はKちゃんとドライブするのがお決まりになっていました。会社の上司やお局さまの話、恋愛の話などをしながら、気ままにドライブする私たち。ファミレスなどでご飯を食べ、毎回帰宅は深夜でした。 そんなある日。夕ご飯を食べた後 「海まで行ってみようか?」 という話になり、海まで足

わりと怖い話 「占い師を襲った人物は?」

亡くなった人は見えない私ですが、誰かの念(いわるゆ生き霊)が飛んできたのはわかります。昔は夢でしか察知できませんでしたが、現在はその場で感じられるようになりました。 今日は、一時期我が家に執着していた人が5〜6名いたとき、ある占い師さんに相談したときの怖い話を紹介します。 強力な霊符その前に・・・。 私は「お金に執着した霊能者(驚くほど高額な設定をしている、など)」「怖がらせる助言ばかりする霊能者」はスルーしています。相談すること自体ありませんが、占い師についても同じです。

訳あり物件で起こった奇妙なこと 「突然響いた女性の声」

これは、忌み地に囲まれた訳あり物件に住んでいたときの体験です。 ふいに響いた声のもとは?その日、私と愛犬は外出の支度をしていました。持っていくものはほとんど揃っていて、バッグなどの荷物は忘れないよう早々に玄関に。夫は、私が着替えなどの準備をしている間にコンビニに行ったか何かで、いませんでした。家にいたのは私と愛犬だけ。 身支度を整え、戸締りを確認したりカーテンを閉めたりと、家中のチェックをしながら一階に降りてきたときです。 突然、 「何を言っているのか、わ・・から・・ない

わりと怖い実話 「呪いが返った話」

これは「訳あり物件」に住んでいたことが発端で起こった話です。とにかく、良くない人たち、トラブルが集まってくる家でしたから。良くない人たちの中には、うちに呪いをかけたとんでもない人もいるようで、ずっと何か引っかかっていました。それが本人に返ったときのお話です。 ※自業自得ですが、洒落にならない内容なのでフェイクを入れて書きます。それに、その人自身、何かに操られていた可能性もあるので。 不思議な夢あの家を出ておかしなことはほぼ無くなりました。それでも何か引っかかる、以前の自分の

家に侵入してきたものは? 「深夜の訪問者」

これは、訳あり物件に住んでいるときに起こった出来事です。読み手にとっては怖い話だと思いますが、私にとってはあまり怖いほうには入りません。 一番怖かったのは「二階で常に感じていた何者かの視線」でしたから・・・。 深夜に鳴ったインターホンあれは、夫も自宅で仕事をするようになった頃でした。夫は会社員時代のDTPスキルを活かして起業。私は下請けをしていた取引先が倒産寸前で、Webライターへの移行を始めていた頃です。 夫は突き当たりの仕事部屋で作業を続けていて、私は先に寝室で就寝。

ちょっとだけ怖い話 「深夜のバイク」

不審な音を聞くと、何の音か確認してみたいと思う人は多いのではないでしょうか。これは、前の記事を書いていて思い出した話です。会社にいたときの同僚Tさんが当時話してくれた体験です。 Tさんは、まだ社会人になったばかりの頃、友だち5〜6人で仲間の家によく集まっていました。みんなでお酒やおつまみを持ち寄り、たわいもないおしゃべりをしながらテレビを見たりゲームをしたりして遅くまで騒ぐ・・・。それが当時の息抜きで楽しい時間だったそうです。 集まるのは週末。ほぼ毎週のお決まりになっていて