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ブロンド

 こんにちは、甘野充です。

 往年のスターの自伝的映画というものがありますが、マリリン・モンローの生涯を描いた「ブロンド」という映画を観ました。
 この映画でマリリン・モンローを演じるのはアマ・デ・アルマス。

 僕が彼女を知ったのは、「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」でした。
 僕はこの映画で彼女に完全に魅了されてしまったのです。

 なにしろセクシーで美しい。
 そしてワイルドなアクション。
 もうメロメロです。

 映画を観たときに、これは誰だ、と思って調べてみると、「ブレードランナー2049」に出ていると知り、ここでも魅力満載ですね。

 本題に戻りますが、この映画ではセックス・シンボルであるマリリン・モンローの生涯を描いており、アマはヌードも披露しているとのことで期待して観たのですが、実際のところちょっとキツかった。
 スクリーンで見せる華やかな姿と違い、この映画で描かれているのはマリリン・モンローの陰の苦悩の部分。ともかく見ていてつらい。
 僕は気持ちが滅入ってしまって一気に観ることができなかった。
 マリリン・モンローはスクリーンの中にしか存在しておらず、ここで描かれているのは素顔のマリリン・モンロー、ノーマ・ジーンだ。
 あまりにも生々しくて見ていてどんどん気持ちが沈んでゆく。アマのヌードも興奮するものではなく、苦悩する女性の生きている素の姿が映し出されているものだった。
 007で魅了されたアマを期待したら、この映画では見られない。

 実話を元にしているために仕方がないのだが、あまりにも悲しすぎる。
 エルトン・ジョンがノーマ・ジーンのために作った歌を思い出す。
 これは、ダイアナ妃が亡くなった時にも演奏された歌だ。

 マリリン・モンローの光の部分。
 これしか知らなかったら本当に輝いている。
 これは作られたまるで嘘の世界なのだ。
 これがショービジネスだ。

 やっぱりアマの魅力的な姿が観たいね。
 キャプテン・アメリカのクリス・エヴァンスとの共演した「ゴーステッド」。観たいなあ。
 Apple TVでしか観られない。
 うーん、観たい。

 今日はそんな感じです。
 それではまた。

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