ソフトバンクの孫さんが先日AIに関する特別講演をしていまして、金魚の例えがバズってましたが、個人的にはChatGPT同士で議論させ、その様子を見てるって内容が面白かったです。
ということで、ChatGPT上で公的支援制度について以下の5名に語ってもらうプロンプトを作成し、語ってもらいました。
*記事のサムネ画像についてもGPTsで作成しましたが、7名いるので、1名はファシリテーター、1名は議事録係ってことで。
参加者:
・中小企業診断士
・商工会職員
・銀行員
・中小企業の社長
・中小企業庁の職員
テーマ :今後5ヵ年の公的支援制度(補助金・助成金)の在り方
議論回数:3回
結論、見てて面白かったです。
プロンプトもかなり簡易なもので留めましたが、改良すれば企業の新規事業案とかに普通に使えるなぁという印象でした。
~第1回議論~
中小企業診断士の先制パンチ。現場での支援経験を物語ってます。
銀行員も負けじと応戦。中小企業が飛んで喜びそうな案です。
官公庁職員の真摯な対応に泣けます。
その通り、いいこと言います。
そうだそうだもっと言ってくれー!という外野の声も聞こえそうです。
といった感じで、それぞれが主張していました。
ここからどういう議論が進んでいくのか見物です。
~第2回議論~
超前のめり銀行員。素敵です。
その通りなんですが、全乗っかりして甘えるなよって思いました。笑
超素敵。商工会・商工会議所はブリッジ役として本当に重要ですよね。
どこまでも謙虚な中小企業庁の職員さん。
公的支援制度とデジタル教育という新たな道が。
という白熱した2回目の議論でした。
最後の3回目の議論です。
~第3回議論~
口火を切りながら、端的にまとめてくれています。
公的支援制度で支援すべき市場や方針について語ってますね。
あ、そういう方のためにScalarSelfってサービスがありますよ!
本当にその通りです。我々も銀行との連携を強めたいと強く思いました。
最後まで傾聴の姿勢を崩さないスタイル。
これらを踏まえて、5人が結論を出してくれました。
結論
なるほどねぇ。各専門家が中小企業のことを真剣に考えている感じがGPT上でも感じられ、更にそれぞれの立場から意見を発しているのが改めて勉強になりました。
結論を出すところや、議論内容についてプロンプトを工夫すればもっと面白いものになるかもと思い、少し研究してみたいなと思いました。