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バッテリー工場で、摩耗と腐食のよくばりカイゼン

世界では、ガソリン車規制が強まりつつあります。
2035年にEUでガソリン車販売規制が始まるのを筆頭に、日本でも同様の規制が進もうとしているからです。

そこで近年話題となっているのが、EV(電気自動車)。
このEVでは、とても重要な部品にバッテリーがあげられます。
つまり、EVの普及によって「バッテリー」の重要性が大きくなってきているということ。

そこで今回は、このバッテリー工場で遭遇するポンプの課題とその解決法についてご紹介します。


製造プロセスの悩みのタネ

バッテリー製造工場ではその製造工程から、摩耗性と腐食性の高い排液が出てきます(下図参照)。

一般的なバッテリー工場のプロセス

①で極板に塗布する鉛ペースト。
これは、摩耗性が高い固形物です。
これに加えて、洗浄水や硫酸水は腐食性の高い液体。
この摩耗と腐食どちらも必要となるこの排液が、このプロセスの悩みのタネになるのです。

こういった工程でよく使われているのが、ステンレスポンプ。
ステンレスは腐食には強いのですが、材料としては比較的柔らかい鉄材なので、摩耗には弱い。
つまり、摩耗による耐久性低下がステンレスポンプのネックとなっていることがあるのです。

腐食も摩耗も対応可能

こういったケースで最適なのが、ゴムライニング。
じつは、ゴムは今回のような液体で耐腐食性も耐摩耗性も発揮できるんです。

みつわポンプでは、同様のケースでゴムライニング製ポンプ「ラバーセルポンプ」を納入。
2年間テストをした結果、大きな摩耗や腐食もありませんでした。
もともとあったステンレス製ポンプに比べて大幅に耐久性をアップさせることができたので、お客様からは高評価をいただいています。

ちなみに、この工場の一部の工程では吸い上げ運転が必須でしたが、「ラバーセルポンプ」は自吸運転に標準対応しているため、導入もスムーズでした。

ステンレスポンプの耐久性が気になるなら

製造工場では、今回のように腐食と摩耗が同時に必要になることがあります。
ステンレスポンプもその高い腐食性から重宝されていますが、その耐摩耗性の低さから、「意外と耐久性が低い」というケースも多いようです。

そういったケースでは、ぜひ一度ゴムライニングポンプをご検討ください。
ゴム自体は、NR(天然ゴム)とNBR(ニトリルゴム)、IIR(ブチルゴム)と三種類をラインナップ。
移送液成分との相性もあるのですべて対応可能というわけにはいきませんが、創業65周年を超える経験と知識から、それぞれのケースに合った材質を選定します。
「摩耗と腐食で困ってる」、あるいは「ステンレスポンプの耐久性が低い」とお困りの方は、ぜひ一度みつわポンプへご相談ください

▼耐摩耗性と耐腐食性を兼ね備えたゴムライニングポンプ▼

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