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えんげき塾 ことばの泉

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親子えんげき塾 ことばの泉 言語造形を通して私たち自身がまっすぐ立ち、明瞭にことばを放つ中で、感じたことを綴ります。
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記事一覧

音がその音としてなりたい音

私たちことばの泉の言語造形は、今、来年の3月の公演に向けて、練習を続けています。 今日は…

mitteの庭
3年前
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なめとこ山の熊

言語造形で取り組む、宮沢賢治の「なめとこ山の熊」。 コロナ渦を過ごしながら、これまでとは…

mitteの庭
3年前
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言語造形と宮沢賢治

長い梅雨の日の言語造形クラス。 宮沢賢治の「なめとこ山の熊」に取り組んでいます。 言語造…

mitteの庭
3年前
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あたらしく、はじまる。

昨年の12月、ちょうど半年前。 2019年の公演を最後に、ことばの泉は長い間お休みしてい…

mitteの庭
3年前
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2019 古事記の傳へを終えて

昨年末、約10ヶ月におよび練習してきた、古事記の傳への公演を終えて、 それぞれが、また日…

mitteの庭
4年前
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わたしと伊邪那岐命

さて、公演まで残り1か月となりました。 11月2回目の稽古の日。 与えられた役と自分たち…

mitteの庭
4年前
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はじめに ことば ありき

10月2回目の「古事記の傳へ」練習日。衣装も合わせながらの稽古。 終わった後は、一人ひとりがまるで出産後のような(皆母親なのでそこが共感)感覚です。 言語造形とは、、なんぞやと。ずっと思ってきましたが、 私たちは「ことば」を「産んでいる」ということではないのか。 一つのことば、一つの音、その音韻までも丁寧に明瞭に、大切に発することをこれまで私たちは、ずっとずっと導いていただきました。 その体験を通して、そもそも私たちは、ことばを産んでいるのだと今回強く、そう思いまし

母の愛

古事記をすると決まった時、あるイメージがわいてきました。 それは洞窟です。岩の冷たさ、硬…

mitteの庭
4年前
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冬至の日の公演に向けて「古事記の傳へ」に取り組んでいるが、演出や参加者同士のシェアリング…

mitteの庭
4年前
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虹を生きる

9月1回目のことばの泉、「古事記の傳へ」練習日レポートです。 舞台を見に来た人たちは、私…

mitteの庭
4年前
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深まる練習、 深まる役との対話

エアコンが効いているのに汗だく。。。 細かな動きの確認とともに、ことばを後ろから響かせた…

mitteの庭
4年前
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よろこび ともに織りなす

6月のことばの泉、「古事記の傳へ」の練習日でした。 諏訪先生の言語造形クラスでは、決まっ…

mitteの庭
5年前
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12月の冬至への公演に向けて

この1ヶ月、この古事記の傳への公演時期について、話し合いを続けてきました。 8月公演では…

mitteの庭
5年前
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今この瞬間の物語

「古事記の傳へ」の練習日。 今年のことばの泉は、日本の神話に取り組んでいます。 台本をいただき、配役を決めて練習してきて思うのは、意外にも初めて読んだときは訳のわからない日本の大和ことばが、声に出して読むうちになぜかしっくりとくる感覚。 生活のふとした瞬間に、とある台詞のフレーズがまるで音楽のように浮かんでくる。 面白い体験です。 今、私たちがこの「古事記の傳へ」になぜ取り組むのか、参加者皆それぞれ考えながら、練習しています。 先生が この「古事記の傳へ」という物