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ラジオの時間

 2月4日関西先行公開、映画「あしやのきゅうしょく」のプロモーションで近畿圏のラジオ番組に出まくった。
映画の宣伝部から記録して知らせて欲しい、と言われたので書き出してみた。

ラジオ大阪「ぐるぐるラジオ」1月27日放送(録音)
     「原田年晴の かぶりつきマンデー!」1月24日放送(生放送)
ラジオ関西「寺谷一紀の い・しょく・じゅう!」1月20日放送(生放送)
                「ばんばひろふみ ラジオDEしょー!」2月2日放送(生放送)
                「三上公也 朝は恋人」2月15日放送(生放送)
さくらFM「SAKUっと・La・ら・Ra西宮」2月3日放送(生放送)
MBSラジオ「茶屋町ヤマヒロ会議」2月3日放送(生放送)
KISS-FM「WAVE!!!」2月10日放送(生放送)
KBS京都「蛤御門のヘン」2月16日放送(録音)

 9本。
 もともと大のラジオ好き。今回出させて頂いた番組の中ではラジオ関西の番組3本と、MBSの「ヤマヒロ会議」は普段から聴いている。

 かつて京都のαステーションの谷口キヨコさんの番組に出させてもらった時、一緒に出た田中美里が「監督、今日は谷口さんに会えるって興奮しているんですよ」と言ったらキヨピーさんに「監督、そんなん値打ち下がるよ。堂々としていて下さい」と言われてしまった。
きっと見た目にも上気していたのだろう。恥ずかしい。

 今回、映画にヤマヒロさんこと山本浩之さんをキャスティングしたのは「ヤマヒロ会議」のネタにしてもらいたかったのが本心。

 私が出してもらった回の次週も「あしやのきゅうしょく」出演顛末トークで持ちきり、保険のラジオショッピングのアナウンサーの方にまで「それは見てみたい」と言って頂き、抜群のアナウンス効果となった。

ラジオ、特に関西のラジオが良いのは「ある程度は何言ってもかまへん」というパーソナリティ至上主義にある。
それ故長命の番組が多い。浜村淳さんの番組などギネス級の長さだ。
阪本順治監督の「団地」(2016)では、朝の団地の風景にラジオから聴こえる浜村淳の声が重なる。これだけでこの団地が関西のどこかであることが表現できてしまう、簡潔かつ純度の高い映画的表現だった。

今回、ある種夢を果たしたのが「ヤマヒロ会議」出演だが、最もオモロかったのはKBS京都「蛤御門のヘン」だった。

2/16分はポッドキャストで聴けるようだ。
作家の花房観音さんと、「あしやのきゅうしょく」で調理師主任・星崎を演じた仁科貴、そして私が出演。
パーソナリティの角田龍平さんの義父が東映京都の土橋亨監督で、仁科貴のお父さんが言わずと知れた川谷拓三氏。
「あしやのきゅうしょく」のプロモもほどほどに「仁義なき戦い 代理戦争」('73)の話しに脱線。

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まぁ私もそこそこ長く映画の世界に携わっているし、こういう映画について話題が脱線し続けられる番組は至福の時間だった。
次の夢はこういう番組を持つ事だな。

「あしやのきゅうしょく」は3月4日(金)から全国公開です。
各地方のラジオ関係の皆様、一円も要りませんので出させて下さい。
よろしくお願い致します。



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