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ラジオと憲法と路地裏生放送

今年の二月に「あしやのきゅうしょく」のプロモーションで出演させてもらったKBS京都放送「蛤御門のヘン」
↓with 仁科貴(俳優) 花房観音(作家) ポッドキャストで聴けます

この番組の縁で、弁護士でタレントの角田龍平さんから京都北ロータリークラブでの講演を依頼された。

10月27日のこの講演の時に角田さんから手渡されたのが著書「ラジオと憲法」(三才ブックス)。
お笑い大好き、ラジオ大好き少年が病高じてオール巨人さんに弟子入り。
が、程なく挫折して弁護士を目指す。そんな青年の青春を綴ったエッセイ。
先の二月に番組に私が出させてもらった時のエピソードも触れられているからかなりスピーディな出版のようだ。

KBS京都の冠番組のほかラジオ番組のレギュラーを持ち、弁護士事務所も構えていらっしゃる。ついでに言えば奥さんのお父様、つまり角田さんの義父は東映のベテラン映画監督。
物腰の柔らかい人柄と、絶妙の筆致。読了してすぐこの人といっぺん呑んでみたいなとお誘いした。
角田さんは京都在住、こちらは神戸で中間地点の梅田の串カツ屋で待ち合わせた。
店に先についておられた角田さんは若干緊張気味。
当たり障りのない会話に妙な間が出来る。
ビールを飲み干し、ワインに切り替え串カツの種類が牛・海老・豚と王道ネタからイクラ載せやら何やら覚えきれない変わり種に進行したあたりからようやく舌が滑らかになって裁判員裁判の実際、映画界ハラスメント事情など禁断の話題満載となる。
さてもう一軒どこにしよかと脳内で思案していたら「9時から生放送に電話出演なんですわ」と。
え、今から?

勘定を済ませて店を出ると角田さん、ほんまに曾根崎新地の路地裏からスマホで生放送し始めた。
↓その番組。今日10日の22:32まで聴けるそうです(要有料会員登録)

さっき私が話した言うたらあかんネタとか映画のウンチクとかそのまま話してる。あと在阪の放送局で話すにはデリケートな話題(それはそれで異常なのだが)。
このスピードとフットワークと攻め方、漫の才やな。
また水曜の21時前までの呑み会、やりたいな。


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