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「フィリピンパブ嬢の社会学」クランクアップ

 8月30日愛知県犬山市でクランクイン、春日井市、名古屋市でロケして9月14日よりフィリピン・マニラロケで17日クランクアップ。

 ロケ中に目、歯、耳の不具合。
9月18日に帰国して眼科、歯科と巡り風邪までひいて今日あたりようやっと本調子。眼科でも歯科でも異常なしと言われ医師の見立ては加齢による劣化と疲労(とストレスだと自分は思う)。耳は自然に治ったし。
海外ロケがあったとはいえ体調のリカバリーに五日を要するのは寄る年波なのかねぇ。以前は一日寝たらスッキリだったが。

 Twitterにも書いたが、スタッフ・キャストは異口同音に「楽しい現場だった」と言ってくれる。他の現場はそんなに楽しくないのだろうか。相変わらずのパワハラがまかり通っているのだろうか。
助監督は言葉を濁して話してくれなかったが。

 それと、今回は私の意思で撮影部・照明部・美術部全て女性に担当してもらった。技師も助手も全員である。

愛知県パートクランアップお疲れさん会の時に撤収作業で欠席だった美術部Aさん(左)


演出部・録音部は男性だが、全体のスタッフの割合からすると女性の方が多い。
フィリピン人女性がたくさん出演するし、センシティブな描写もある。
彼女らスタッフからの視点やキャストへのケアは私の期待通りだった。また上下関係の風通しも良く、笑い声の絶えない現場だった。
 確かに日本で女性の撮影監督は数えるほどしかいないが、現場責任者の意思次第で女性スタッフの積極的登用は可能である。
問題は相変わらずの過酷なスケジュールの方だと思う。

「楽しかった」に甘んじてはいけないと自戒している。

中部大学(春日井市)でのロケ(2022.9.1)


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