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【でぃぐでぃぐでぃぐらん の記録 #6】ここだけの話、私だって待っているんだ。



「でぃぐでぃぐでぃぐらん」記録班をしています。
みっつです。

2023年9月25日に開催された、第6回 でぃぐでぃぐでぃぐらん で探訪した cluster ワールドについて、みっつの感想とともに振り返っていきます。

 

でぃぐでぃぐでぃぐらん とは?

ちょっと昔の素敵なワールドに、みんなで遊びに行こう!
という企画、それがでぃぐでぃぐでぃぐらんです。

▼でぃぐでぃぐでぃぐらんについては以下の記事を読んでください!

  

記録班からは月1回、 cluster で開催されているツアーイベントのレポートを行っています!
この振り返り記事も、今回を含めて残すところあと3回となりました。
今回もみなさんになにかお伝え出来るようにと思って書いていきます!


Fentalyh

作者: さん
公開日:2022/3/11(金)

剥さんは2021年夏の Cluster GAME JAMで、Step Hopperというゲームワールドにて総合大賞を取られた方です。
当時みっつは、あまりよくわからないままGAMEJAMに参加していたので、あまりピンとこないまま「ほえ~」くらいの気持ちで授賞式を眺めていましたが、いまなら以前よりも少しわかります。このゲームはすごい、、、。

 

そんな剥さんのアートワールド。

 

 

ワールドの詳細文
「3/11は私の誕生日です.」

みっつのこれまでの経験からにはなりますが、
ここに意味のないことを記載することはまずありません。

日本国内に暮らす方であれば、頭の隅をよぎらざるを得ないあの日。
それが「私」の誕生日とのこと。

本当にワールド作者の誕生日なのかもしれませんし、
このワールドの公開日=ワールドの誕生日なのかもしれませんし、
ワールドの時間軸が3/11で、ここを訪れた(この世界に生まれ落ちた)人の誕生日ということなのかもしれません。

 

入室地点はこのようなスペースでした。
コールドスリープ装置のようなものと、不思議な造形の壁と扉。
色はありません。

扉の外に出ると、聳え立つ、見慣れない形をした建造物と、巨大な蓮の花。

白い世界に切り出される陰影の美しさに、ただただ息をのんで見上げることしかできませんでした。


空には巨大な鳥も羽ばたいています。
この世界には生命が存在しているということだけはわかりました。
しかし突如このような場所で"目覚め"、放り出されて、これから私たちはどう過ごせばよいのでしょう。

他の建物にも入ることができます。
それぞれの建物の中には異なるものが格納されています。
部屋の中を照らす灯りも色々です。

中央には不思議な形をした椅子が複数設置されています。
ここで、それぞれのスペースから目覚めてきた人々が団らんするのでしょう。

ツアーでも、ワールドの中を各々散策した後、参加者が自然と中央のスペースに集まる様子を見ることができました。

遠目からみると、この空間自体が集落であるようにも見えました。

 

蓮の花について少し。

代表的な花言葉:「清らかな心」「休養」「神聖」「雄弁」「沈着」「離れゆく愛」「救済」

紀元前にできた中国で最も古い詩歌集の『詩経(しきょう)』では、花の美しさから女性のすがた、また「蓮(れん)」と「恋(れん)」の音読みが同じであることから恋人(こいびと)を象徴する花としてうたわれています。

「蓮(はす)を愛する人は…」
京都国立博物館HP 
https://www.kyohaku.go.jp/jp/learn/home/dictio/kaiga/227/

とのことです。

いったいどのような思いが、このワールドに込められているのでしょうか。

 

 

激エモ綺麗まち v2.4

作者: humi さん
公開日:2021/10/31(日)

続いて訪れたのはhumiさんの激エモ綺麗まち。

このワールドが公開されたときのことはみっつもよく覚えています。
みんなが写真をパシャパシャと取りに訪れていました。
本当に世界のどこかにありそうな街並みと現実さながらの夕日の具合は、文字通り激エモ。

 

夕暮れ時を待つためだけに座っていられそうなベンチ。
冷え込んできそうなので、冬着を着込んで座っていたい。

この町の名所、夕日を見ることができる橋。
おそらくこの町のある緯度経度や、川の角度の関係で、秋頃にちょうどこの川の向こうに日が沈んでいくのでしょう。
そういう風に観光ガイドに紹介されていて、この季節に特に観光客が多いのだろうな、などと想像をしました。

路地では枯葉を集めて焚火がされている様子。

今日は私たちツアー客以外には誰もいませんでしたが、近所に住んでいるご高齢の方が、ベンチに座って火を見守っているような絵が脳裏に浮かびます。
ここには、そういう風にゆっくりと時間を過ごすことを愛する人たちが暮らしているんだろうな、という街並みです。

ちなみに激エモと焼き芋で韻が踏めます。

 

屋根の上から町を一望することもできます。
遠くに灯台があるのが見えたり、山の稜線のシルエットが美しかったり、改めていい町だなと。

日が沈む時間になるということで、橋に集合。
夕焼けの魔法が町を包み込む。
その一瞬を、みんなで待ちます。

いまこの記事をまとめながら、イベントを振り返りながら、
この写真を見ながら。
「あぁ。この一枚は、世界が始まってから終わるまで、この日の、この一瞬にしか撮れなかったものだな」
と思いました。
ちょっと泣きました。一緒にこの町を訪れてくれたみなさん、本当にありがとう。

 

最後に

大好きな映画の一つに「ザ・マジックアワー」という作品があります。
「誰にでもある『人生で最も輝く瞬間』」
を主題に描かれた喜劇作品。

日々、誰かが光に照らされて、そしていつしか消えていく。
仮想世界やメタバースには、そんな側面もあるのかなと感じています。
忘れまい。忘れてなるものか。あなたたちはここにいた。
と、そんな思いで、こうしてワールドを掘り起こして、今この世界で暮らしている方々と一緒に巡って、その輝きを共有しようとつとめているわけですが、
これもまた私たちのマジックアワーなのだろうな、と思いました。
私たちはここにいた!

その証を、こうして記録することができていて、とても嬉しい。

 

イベントは残すところあと2回です。

素敵な時間を過ごせるといいなぁ。

 

そんな次回のツアーイベントは2023年10月25日(水)の 22:00 ~ で第7回目を開催予定です!

今日です!!!!!!

 

イベントページはこちら!
ぜひクリックして「気になる」して通知を待っておいてください!

一緒に "でぃぐ" りましょ〜!


今回の集合写真!

みんなの投稿

たくさんのご参加ありがとうございました!


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