見出し画像

元アイドルで現漫画家/イラストレーターのタソです。

こんにちは、漫画家/イラストレーターのタソです。

そういえば自己紹介ってあんまりしてきてないなぁと思い、このたび半生を漫画にしたためてみました。

漫画では描き切れなかった好きなことや興味のあること、もっと細かい経歴などをこの後綴っておりますので、ご興味のある方は読み進めて下さると嬉しいです!

描き切れなかった好きなこと

大阪の高級食パン専門店は色々食べました。これからも食べ続けたい。
単焦点レンズがスマホやコンデジでは出せないボケ方をするので好き。
好きだけど知識はないので、その道のプロに色々教えてもらうマンガが描きたい!
四柱推命で心がラクになった経験があります。スピリチュアルなこともワクワクして楽しい。


こんなお仕事がしたい

漫画のお仕事

私はInstagramでエッセイ漫画を描き始めてから、ずっと自分の本を出したいと思っています。お金の話や育児に関する話など、元気が出るような本やママパパのためになるような本をつくりたいです。
コミカライズにも挑戦したいと思っています。

また、難しい話題などをわかりやすくマンガにすることが得意なので、会社の制度やサービスを説明するようなマンガもどんどん描いていきたいです。


イラストのお仕事

夢は私が関わった本で本棚を埋めることなので、雑誌や書籍などの表紙や挿絵をたくさん手掛けたいです。


その他のお仕事

自分自身がママになって、子育ての大変さ、ママであることの大変さを実感しています。
そんな中で、自分自身を含め、世のママのためになる商品やサービスに携わりたい、作ってみたいと思うようになりました。


過去の代表的なお仕事

書籍挿絵

■KADOKAWA「シンクロニシティ・マネーの法則」
女性向けのお金の本ということで、可愛らしく今の自分と将来なりたい像を想像しやすい構成にしました。


■KADOKAWA「ハッピー脳スイッチ」
コミカルなイラストで飽きさせない工夫をしています。


■KADOKAWA「人生攻略ロードマップ」
タイトルに合わせて、RPGゲームを攻略していくようなワクワク感のある演出をしています。


漫画

■体験ルポ漫画 イオンネットスーパー
実際にイオンネットスーパーを体験し、主婦やママ目線でルポ漫画を描かせていただきました。
より共感していただけるよう、ありのままの感情を描いています。


■インナー漫画 東洋製罐グループホールディングス
東洋製罐グループホールディングスさまのオープン社内報に使用する漫画を描かせていただきました。
新しく外部から取り入れた制度を社内に認知浸透させたいとのことで、社員の方にヒアリングし一緒につくりあげました。


■月5回連載 JTBパブリッシング「るるぶKids」
実際に子連れで遊びに行った場所を漫画にしています。
スポットの魅力と子連れの楽しさを感じていただきたくて、背景はしっかり描きつつコミカルな表現をくわえています。
旅行が好きなので毎月楽しく描いています。


■月1回連載 小学館「Hugkum」
日々の育児中の出来事を漫画にしています。
育児の「しんどいけど可愛い」をメインに描いています。


その他の活動

■オリジナルグッズ制作・販売
絵本、キャンバスアート、ポストカード、ステッカーなど、オリジナルグッズを制作販売しています。


■商談会 クリエイターEXPO出展


今年はオリジナルの同人誌を制作し、同人誌即売会イベント(コミティア)への出展を予定しています。

その他、公開できるお仕事はHPで公開しております。
よろしければご覧ください。


もっとタソの経歴を深堀り

漫画ではざっくり半生について描きましたが、ここからは更に深掘りしたお話をしていきたいと思います。
お暇な方は読んでみてくださると嬉しいです。

幼少時代

物心ついた頃から絵を描いていました。
年中さんから幼稚園に通い始め、男子たちと○○レンジャーごっこをよくしており、紅一点になるのが好きだった記憶があります。
今思えばこの頃からアイドルの素質があったのかもしれません(笑)


小学生時代

漫画雑誌「りぼん」を愛読しており、応募者全員大サービスでゲットした「漫画家セット」で初めて原稿用紙やスクリーントーンに触れました。
大好きな種村有菜先生の絵をマネしたり、クラスメイトを題材にエッセイ漫画を描いたりと、ますます絵を描くことが好きになっていきます
卒業文集の「将来の夢」は「漫画家」と書いていました。


中学生時代

中学一年生の夏、漫画好きの転校生と仲良くなったことがキッカケで二次創作を知り、美術部に入部して二次創作に励む毎日を送っていました
中学三年生の時、勉強が嫌いだしお金も勿体ないと思い、大学には行かないことを決意。
しかし心変わりする可能性も視野に入れ、高卒でも就職しやすく進学もしやすい商業高校を受験しました。


高校生時代

情報(パソコン系)や簿記の授業がある、社会人としてのスキルを身に着けられる学科に入学しました。
絵を描くことから徐々にコスプレへと興味がうつり、いつしかコスプレイヤーへと転身
少々遅い中二病を患っており男性性に憧れていたので、この頃は主に男装をしていました。


普通の会社員時代

高卒で印刷会社に入社しました。
この会社を選んだ理由は、「本が好きだから印刷関係に携わりたい」「入社試験に絵を描く試験があったからワンチャン絵の仕事ができるのでは」と思ったからです。
OJTでそれを言うと、お偉いさんに「会社員そんな甘くない」と言われたことをいまだに根に持っています(笑)(そしてイラストの仕事には就けませんでした)

仕事は在庫管理や印刷物手配の指示書作成などに携わりました。
とにかく早く帰りたくて、ヒマな時間にエクセルでひたすら効率化する毎日を送っていたのですが…
2年目でとある事件が起こり、ほぼ毎日定時上がりだったのに急に深夜2時まで残業する日々が続きました
同じ部署の先輩や後輩が、一人また一人と会社に来なくなる中、最後の砦として踏ん張っていたのでガッツには自信があります


アイドル、メイド時代

コスプレで知り合って仲良くなった友人の「CD一緒に出してくれる人募集」というmixiへの書き込みに「カラオケ好きだからCD出してみた~い!楽しそう~!」と気軽な気持ちで立候補したら、実はアイドルで、実はライブもしなくてはいけなくて、つまり歌って踊らなくてはいけないということが発覚。
全然そんなつもりがなかったのにアイドルになりました。
会社員をやめるわけにはいかないので、会社員は続けながらアイドル業をすることに。

体育の授業ですら踊ったことがなかったので、メンバーからダンスの出来なさにめちゃくちゃ怒られました。横ステップすらできませんでした。

…が、後にニコニコ動画で踊ってみたアカウントを開設したり、自分で振り付けができるほどに上達します。
グループのオリジナル曲では振り付けを担当した曲があり、企業CMに振り付けが採用されたこともあります。
ちなみに過去1曲だけ作詞もしました。


会社でトイレに行ったついでに、トイレの大きな鏡で軽く振り付け確認をしていたところを先輩に目撃され「今踊ってなかった?」と言われたことを今でも覚えています。穴があったら入りたい。

アイドル活動は、平日の夜や土日にライブをしたり、時にはテレビ出演もしました。ほんの数曲分だけど、フェスにも出ました。
ステージから見たあの景色は一生忘れることがないと思います。

そんなアイドル時代を過ごしましたが、全然売れなかったので、1年ほどだけライブ集客のためにメイド喫茶でバイトしました

会社員とアイドルとメイド喫茶の3足のわらじはとんでもない忙しさでしたが、なんだかんだ良い思い出になっています。

そんなこんなで、そんなつもりがなくアイドルになりましたが、6年くらいアイドルをやっていました。
年齢が年齢なので強制卒業になりましたが、それが無ければまだあのグループでステージに立っていたかったほどには楽しかったです。


ベンチャー企業時代

新卒入社した印刷会社が倒産してしまい、ITベンチャーに営業事務として入社
入社当初、経理部すらないベンチャーっぷりに、印刷会社とギャップがありすぎてなかなかついていけませんでした。
主にルー大柴語のようなカタカナ英語についていけず、日本語でおk、と毎日思っていましたが、1年もたてばすっかり私もルー大柴になっていました

ちなみにこの時の様子を「まんまるeねっと」様のWEBメディア「転職鉄板ガイド」で漫画に描かせていただいています。

ベンチャー企業では年に数回企業の展示会に出展しており、女子たちはブースへのキャッチ要因で駆り出されていました。
そこで私はキャッチの女王と呼ばれるようになります
人見知りなくせに、なぜかキャッチだけは得意だったのです。
アイドル活動で得た力でしょうか、めちゃくちゃ名刺交換できたしめちゃくちゃブースに呼び込めて、動員数1位になったので良い肉をもらえたことを覚えています。

日々の仕事はというと、請求書や売上管理、受注管理などを行っていました。
やはりベンチャー、毎日帰りが遅い
月の半分近くは終電で帰っていましたが、印刷会社時代に深夜2時まで仕事し、会社員とアイドルとメイドの3足のわらじをはいていた私にとっては、大変でしたがこなせないことはなかったです。

しかしここで転機が訪れます。
ひょんなことから同僚と社内バンドを組むことになり、ボーカルをすることに。
そしてそのバンドで、出会ってしまったのです。旦那くんと…!

あれよあれよと恋に発展し、プロポーズされ、なんと付き合って8ヶ月で入籍しました。

毎日帰りが遅く、土日は平日の睡眠を補うように寝ていた私たち夫婦。
趣味も何もない自分の生活をふと見つめなおし、「今の自由時間でできそうな趣味がほしいな」とInstagramで馴れ初め漫画を描き始めました


産休・育休時代

馴れ初め漫画を描いていたInstagramは、妊娠を機に自然と出産、育児漫画へと移り変わっていきました。

産後すぐはなかなか睡眠がとれず大変でしたが、「ママではない自分」が欲しくて寝る間も惜しんで漫画を描き続けていました

そんなことを続けていると、いつしかフォロワーさんが数万人に
Instagram経由でイラストや漫画のお仕事をいただける機会も増えていき、ふと「私でも絵で仕事ができるのでは?」と思うようになりました。
ベンチャー企業へ復職するとなると、きっと毎日時間に追われ、慣れない育児との両立に心がすり減っていくであろう未来が想像できます。
数か月悩んだ末、「挑戦」と「自由」と「子育て」のすべてができそうな「フリーランス漫画家」になることを決意しました


さいごに

2020年4月にフリーランスになり、じき3年目を迎えます。
ありがたいことにお仕事もたくさんいただき、WEBでの漫画連載をはじめ、書籍の挿絵やプロモーション漫画など幅広く活動しています

とはいえ、2022年はまだまだ挑戦の年。
オリジナルの同人誌の制作や即売会への出展をしたり、「好きなこと」「やりたいこと」をやりつつ、仕事でもどんどん新しいことにチャレンジしていきたいと思っています

ここまで読んでくださりありがとうございました!

この記事が参加している募集

自己紹介

いいな!と思ってくださったらサポートしてくださると嬉しいです。 いただいたサポートは、イラストや漫画を描くための資料や備品、頑張る活力のためのお菓子などにあてさせていただきます。 これからもがんばります!