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神経系のスイッチを入れる | 10年分の子育て知識&実践まとめ#1

神経系の成長は、5歳で80%、7-8歳でほぼ終わると言われています。
つまり身体の成長に従って同様に神経系も形成される訳ではなく、神経系に関しては、先に成熟し、その後、ほとんど伸びなくなるということです。

「スキャモンの成長曲線」は、幼児期にスポーツをしたり遊んだりすることの重要性を説明される際によく用いられるグラフです。

子どもたちは、まず神経系が急激に成長します。

2人の息子にサッカーを習わせていたので、サッカーの上達の為に何をすべきかを調べていたところ、こちらのブログにたどり着きました。

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子どもは5歳までに神経系が約80%まで発達します。その時期にどう遊び、どう運動したかがとても大切です。

スキャモンの発育発達曲線を参照すると、神経系統は生まれてから5歳頃までに80%の成長を遂げ12歳でほぼ100%になります。この時期は、神経系の発達が著しく、さまざまな神経回路が形成されていきます。神経系は一度その経路が出来上がるとなかなか消えません。たとえば、いったん自転車に乗れるようになると何年間も乗らなくても、いつでもスムーズに乗ることが出来ることからもそれが分かります。
この時期に神経回路へ刺激を与え、さまざまな動きを経験させることで、後の大きな成長の下地を作っていくことができるのです。

出展:子どもは5歳までに神経系が約80%まで発達します。その時期にどう遊び、どう運動したかがとても大切です。

「ゴールデンエイジ」と呼ばれる、一生に一度訪れる「即座の習得」の時期、についてはなんとなく理解していましたが、こちらのブログやお世話になっている整体師の先生によると、ゴールデンエイジを最大限に活かすためには「プレゴールデンエイジ」と言われる8歳までの時期にたくさんの神経系のスイッチを入れることが大事、とのこと。

また、これはサッカークラブのコーチにも言われていました。
「幼児期に毎日サッカーをしていると将来伸びなくなるから、今はいろんなスポーツや遊びをしてください。」
と。

「筋肉の神経系にはスイッチがあって、幼児期にスイッチを入れないとそこから芽が伸びない。つまり幼児期は身体のいたるところを動かしてスイッチを入れておき、ゴールデンエイジにそれらを一気に伸ばす。」
By 整体師の先生

なるほど。
筋肉や神経についてのプロの言葉はとても参考になります。

幼児期は結果にこだわらず、とにかく神経系のスイッチを入れることに注力しました。

スポーツはもちろん、様々なものをみて、感じて心を動かす。

ゴールデンエイジまでは種蒔きの時期、と考えて、
・サッカー
・水泳
・体操教室
・ピアノ
・陶芸
を始め、キャンプや体験型のイベント、ワークショップ、旅行などなど、様々なタイプの遊びや運動を取り入れました。

そして、この時期に大事なことは
「親は結果にこだわらない。」

子ども自身が悔しくて頑張りたいなら応援すべきですが、やはり、
「なぜうちの子はできないんだろう?他の子はあんなに上手にできるのに。」
って思いがちですよね?

でも、現状のできるできないなんて、一生の中で見ると本当に小さなこと。

子どもたちの成長のペースは様々なので、今できなくても急激に伸びることもあるし、何より好きなら勝手に夢中になって勝手に上達します。

「面白そう!やってみたい!」
という子どもたちのワクワクを増やして、応援してあげられるといいなぁと思ってます。

幼児期&小学生時期は親子でいろんな楽しい思い出と経験を!

(Photo by Sushobhan Badhai on Unsplash)


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