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本日の猫たち #094(猫が咲いた日)

猫の魅力の一つはその柔軟性のある芸術的かつ独特なフォルムにあると思います。アンモナイトのように丸くなったり、のびたり、縮んだり。立ち上がって、しっぽをぐるぐる巻きにして大きくのびをしては、方向をかえてまたごろんと横になる。
その寝姿は本当に個性的で、見ていて飽きません。

妹猫の寝姿(昨年7月)


ばんざーいで寝る妹猫(昨年)

寝ているときもいつも同じ体勢ではなく、少しずつポジションをかえるので、いつまでも眺めていられます。


そして今日。
猫たちをいつものように観賞していると、なんと兄猫がふんわりと咲いたのです。まるでお花のように。

菊?

咲くと表現すると、人によっては誤解を招いてしまうかもしれないので、正確にいうと、長毛がまるで花びらのように広がった――という感じでしょうか。その寝姿はまるで菊の花。(飾り菊にも見えます)

毛はこうなっているのか…


といっても本物の花のような瑞々しいかたさはなく、ふんわりと広がるさまは、運動会やイベントで作るフラワーポンポン(紙花)を彷彿させます。

もっと写真におさめたかったのですが、兄猫がのびをしたことで花は一瞬にして消えてしまいました。一夜しか咲かない月下美人より短い開花時間でした。

まさか猫相手に「お花見」という風流な?楽しみ方ができるとは思わず。
猫との生活の奥深さを実感しました。
次の開花を楽しみにしたいと思います。

妹猫(左)を舐める兄猫(右)

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