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11. ペットの落とし物事情

今回は、デンマークでのペットの落とし物事情について。相変わらずくだらないことばかり書いておりますが…(笑

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「ヨーロッパの街並み」といえば可愛い建物、いい感じのオープンカフェや情緒あふれる石畳など、旅行時に散歩したくなるスポットがたくさんあるんですが、同時に犬の落とし物もたくさんあるんですよね。
イタリアに卒業旅行に行った時、ルンルンと散歩してたら石畳の隙間に挟まったタバコの吸殻、あちこちにいる犬の落とし物たちのせいで、景色だけじゃなく足元もちゃんとみながら歩かないと事故る可能性がとても高いです。

フランスのパリも結構落とし物で有名だと聞きますし(行ったことないけど)。なのでデンマークも多少はあるのかと警戒していたんですが、そんなことはなく。疑ってしまって申し訳なくなるくらい、道は綺麗でした。(多少のゴミは落ちてるけど、日本でもちょいちょい落ちてることもあるし全然許容範囲)

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コペンハーゲンお散歩写真。壁に落書きはあっても、道に落とし物はないですね。
最近ではフランスもイタリアも、落とし物放置したら罰金取るなどの対策をして、道をキレイにしようとしているみたいです。偏見にまみれた警戒をして、ゴメンなさい。でも、衝撃だったの。石畳の上の大漁の落とし物。そしてオープンテラスの間近にある落とし物。
何が楽しくてオシャンなカフェのテラス席で、「落とし物」を見ながら軽食をつままないといけないんだ…( ゚д゚)

デンマークでは街のあちこちに、「落とし物専用ゴミ箱」があって、もし犬用のエチケット袋忘れても対処できるようになってます。ていうか、街のあちこちに普通のゴミ箱も設置されていて、「ゴミはゴミ箱に捨てて、そこらに捨てんじゃねぇ」っていう副音声が聞こえる気がします。
日本ではゴミ箱が少ないので「持ち帰ってご家庭で捨てる」、デンマークでは「そこらにゴミ箱を設置して、道に捨てさせない。」っていう、ある意味真逆な対策取ってるのが面白いです。国民性なんですかね。

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そういえばヨーロッパ、特にドイツとか北欧諸国とかイギリスとかって、下手したら人間よりペットの扱いの方うが丁寧なこともあるくらい、ペットに対して色んな規制やルールがあるみたいです。1匹あたりどれくらいのスペースを確保しないといけない、的な。

ただし、街中から離れて郊外に行くと、少し話は変わってきたりします。いや、「犬の」落とし物は少ないんですが。
羊や牛の放牧スペースの中に、人間用のハイキングコースがあったりするので(柵で囲われていて、扉が設置されてれば入れる)、そのエリアにはご立派なものが普通にゴロゴロ落ちています。

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落ちていることに不満は何もないんですよ。だって放牧エリアにお邪魔させてもらっているわけだし。ただ、足元に注意しておかないと割と事故ります。まぁ、草食動物相手ならそこまで精神的なダメージは大きくないんですが。

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こんな看板があるハイキングコースでは、普通に馬の落とし物もあります。ていうか、デンマークは結構乗馬人口が多い印象で結構びっくりしました。
普通に森の中とかで馬に乗った人を見た時は、ファンタジーの世界かなんかかと思いましたもん。

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当然、この馬は乗馬クラブ?とか馬牧場とかから来るので、こういうハイキングコースまで普通に公道を歩いています。いや、日本も道路交通法的に、公道を馬で歩くのは合法なんですが(警告灯とかがいるらしいです)、実際見たのはデンマークに来てはじめて。しかも、結構歩いてる。
そんなわけで、当然馬が歩く公道には、それはそれはご立派なものがよく落ちています。犬のがタンポポなら、馬のはひまわりレベル。

というわけで、デンマークにお越しの際は、郊外のハイキングコースや公道の落とし物に気をつけるのをお勧めします(笑)。まぁ、気を付けなくても存在感が半端ないので、すぐに気づきますが。
でも、そんな馬や羊の落とし物が多いハイキングコース、嫌いじゃないです。気をつければ良いだけだし、その光景を見るのが楽しいので、むしろ好き。
それでは今回は、このへんで。

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