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3人年子の高校受験を終えて~親が変わると子どもの見え方が変わる~

●1人1人のタイプの違い…

長女👩とにかく集中力が長い。塾の先生への質問が多くて帰りはいつも遅くなる。わからないことをそのままにしないタイプ。親としては、そっとして見守るスタンスが良い。距離縮めちゃだめ。

二女👩黙々と。スマホが近くにあると途端に集中力が切れる。あまり質問しないタイプで自分で何とか理解しようとする遠回りタイプ。親としては、自分のやるべきことに返り戻れるような声かけが必要だった。「調子はどう?」「集中してやってると目が疲れるでしょ」など当たり障りない範囲で。

長男👨短期集中型。タスクのスケジューリングが上手。質問をあまりしないから塾は定時でパッと帰ってくる。消極的。でも自信をつけたら急に積極的になる。親としては、近寄ってきたときに話を聞いてあげる、位が丁度いい。長女に似ている。

●受験期に心がけていたこと…

①ごはんの準備。(なるべく好きなおかずを1品でも用意。丼ものが好きな子、一品づつ分けてほしい子、いろいろだったので、その子の要望に合わせて。お味噌汁やスープは必ず。)

②お風呂の準備(長男はシャワーで済ませるのが好きだったけどなるべく湯船に入るようにひと声かける。入浴時間等はいくら長くても文句言わないように)

③気持ちの良い布団づくり。(12月位から湯たんぽ準備)

後は…成績のことは言わないことかな?とにかく、親にはわからないところで努力してる(はずだ)し、受験は子供を信じることが重要だから。

●発表にまつわること…

長女は、公立志望校を直前に落とす、と言い出し、私自身苦悩。夫は「別にいいんじゃん」という始末。夫じゃ話にならないので塾の先生に駆け寄り、何とか志望校を元に戻してチャレンジ。見事合格。「諦めないでよかった」の一言が聞けたときの喜びは忘れられない。

二女は、前期入試不合格。後期入試で合格。約3倍の倍率に勝った時、夢を掴むとはこういうことだ。奇跡じゃなくて努力で夢は手に入れられる、という事を見せてもらった。

長男は、底力を見せてくれたような気がする。男の子には伸びしろがあるって聞いたけど、ほんとだ!子どもは信じてあげるとどんどん伸びるってことがよくわかった。内申点が100ない状態で挑んだが得点力重視でやってきたことが結果に出た。

●振り返ると…

なんてったって私は、面倒くさいほどの完璧主義。家庭内支配者。ぐれる子がいてもおかしくないレベル。だけど、私が変わらないと家族は離れていく、という危機感はずっと前から持っていた。

この受験を通して、子どもたちの頑張りを毎日見届けながら、思ったこと。それは、信じることが、どれだけ子どもを伸ばすか、という事。親が変われば子どもの見え方が変わるという事。

私には必要な時間だった。3人とも、ありがとう。



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