2019.1.2
淡い桃色と、青色の衣を纏った
美しい天女が私に楽しげにこう言った。
よく来たわね、来るかどうかちょっと迷ったみたいね。ふふふ
それでも来て良かったわ。
美しさは日々の行いから滲み出るのよ。
まずはご飯を食べなさい。
そして、住処を綺麗に整えること。
それが美しさとして現れるの。
愛はたくさん与えること。
でも、去り際は美しく。
長居は無用よ。
美しくありなさい。
与えすぎず、でもたっぷりと。
わかったら、もう行きなさい。
天女は、なんとも艶っぽく笑いながら
そうして、ふわりと姿を消した。
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