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日本のコンテンツ産業でもっとも才能ある奴は漫画家である説

 よくよく考えたら、日本のコンテンツ産業の多くが漫画にぶら下がっているし、創作の才能をもっとも持っているのは漫画家だなーと気づきました。割りと周知の事実ではありますが。そこら辺についてサラッと書きます。

 コンテンツ産業と言えども、お笑いや小説、ラノべなどカバーできていない領域も多々あるので、話半分といった内容です。特にラノベ原作のアニメは多いし、ラノベに影響を与えたマンガも、逆にマンガに影響を与えたラノベもたくさんあるはずで、今回の内容的には触れないと駄目なはずですが、除外してしまってますんで。

大体、マンガ

 最近のドラマ、映画、アニメは漫画原作のものがかなり多いですし、90年代以降、漫画原作のアニメの主題歌を担当したことで、メジャーな認知を得たバンド、アーティストは計り知れません。
(本来はここら辺、きちんとしたデータを調べて検討すべきなんですが、やってません。ここ十年のマンガ原作の作品数、アニメ主題歌からブレイクしたアーティスト数など。なので、あくまで仮説として受け止めて下さい)

 自分自身、例えばJUDY AND MARYは、るろうに剣心のアニメで知ったし、アジカン(ASIAN KAN-FU GENERATION)をメジャーバンドとして認知したのは、ハガレンのリライトだったと記憶しています。

 なんで、つまりは皆、マンガのおかげでやらせてもらっている、という状況であるわけです。良い悪いは別として。

あらゆる才能が求められる

 実際、漫画家というのは、あらゆる才能が求められます。絵を描けるだけじゃなく、キャラクターも産み出せて、かつそのデザインも出来ないといけない。そして、お話も作れないとダメです。で、漫画は一枚絵ではないので、コマ割も求められます。これは映画で言えば、カット割り、編集にあたる能力で個人的には漫画で一番難しい部分だと思ってます。

 というわけで、実際漫画家というのは才能の塊なわけです。だから、面白い漫画を書けて、しかもちゃんと売れてる漫画家っていうのは、やっぱものすごいんですよね。

 少し乱暴ですが、漫画家以外のクリエイターは漫画家になれなかった人達と言い切ってしまっていいんじゃないでしょうか。実際、個人の才能という点とその経済性からすればそうですし。(ここらへんも正しくはきちんと業種ごとの市場の数字などを比較したりする必要がありますね・・・)

マンガに負けるな!

 音楽やってるものとしては、悔しいですよね。でも、実際に日本のコンテンツ産業はそういう構造になっていますし、それに負けないくらいの音楽を作らなきゃなって感じです。

 と、最後は自分の抱負になってしまいましたが、今後もいろいろな漫画を読んでいきたいと思います!


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