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バリバリの木、小便の木、博打の木




( 前回のつづき )





城山の森の中には、楠( くすのき )以外にも、いろんな木が生えていました。







「 バリバリの木 」です。

一度聞いたら忘れられないような名前で、語源は、硬くて長細い葉っぱが風に揺れると、バリバリという音がするからと云われています。

個人的には、ビャラビャラという音の方が近いような気が?しています。




大きくなります。











それから、小便の木(しょうべんのき)という木もいました。

体の中の水分が多く、幹や枝を伐ると樹液がしたたるように落ちてくるので、この名前がつけられました。






それから、ひときわ多く生えていたのが、この木です。





灰色がかった樹肌が定期的にめくれて、




赤茶色の樹肌が現れます。







樹肌が剥がれる様子が、博打に負けて身ぐるみが剥がされているように見えることから、この木のことを博打の木(  ばくちのき )といいます。

博打は負けるものだというのが、昔から自明の理( じめいのり )だったのかもしれません。



大きくなると、




灰色がかった樹肌が少なくなって、








樹肌が鮮やかな赤茶色になって、よく目立ちます。











城山の森には、バリバリの木、小便の木、博打の木と、なんだか真面目に名前をつけたとは思えないような3種の木がよく生えていました。





登山口から50分くらいかけて登ると、






視界が拡がって、










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森の案内人

著書「木のみかた 街を歩こう、森へ行こう」(ミシマ社)、行った森林や名所は3000ヶ所以上、日本に生えている木の名前と特性はほとんど分かります。街も好きです。https://www.niwatomori.com

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森の案内人・三浦 豊が、週に3回、日本中の森林、木々の営み、名所について語っています。 現在706の話があり、購読開始の初月は無料となります。 たくさんの木が生え、彩り豊かな日本に生きている喜びを共有できればと思いながら更新をしています。 よろしくお願いします。
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