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異世界転生あるあるを定量的に導出してみた(2)

この記事は、以下の記事の続きです
異世界転生あるあるを定量的に導出してみた(1):準備と例

前の記事で紹介したような手順で「異世界あるある」を導出していきます。まずは頻出語上位15位とその共起語から生成した共起ネットワークを見ながら考えてみます。

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共起ネットワークを見ながら、あるあるにつながりそうな共起関係をピックアップしていきます。特にリンクが太い関係(相互情報量スコアが大きい関係)は優先的に着目します。(※そもそもMIスコアが高い語を抜き出しているので、この図中でリンクが細くてもそれなりに強い共起と言えます)

・「顔」に対して「真っ赤」が強く共起する
・「魔法」に対して「発動」や「治癒」や「攻撃」が強く共起する
・「魔力」に対して「消費」と「量」と「回復」が強く共起する
・「世界」に対して「ゲーム」や「神」や「存在」が強く共起する
・「魔物」に対して「群れ」や「討伐」や「森」が強く共起する
・「魔」に対して「石」や「素」や「族」などが強く共起する
・「剣」に対して「技」や「光」などが強く共起する
・「姿」に対して「少女」が強く共起する
・「声」に対して「驚き」が強く共起する

これらから、次のような「異世界あるある」が導き出されます。この最後の変換だけはmiureの主観と補完が少し入っています。

● 美少女が照れて顔を真っ赤にする
● 魔法が存在する
● 魔力を消費して魔法を使い、攻撃したり回復したりする
● ゲームのような世界で、神が存在する
● 森には魔物がいて、討伐の対象となる
● 魔物は群れになっていることが多い
● 魔石に魔力を溜めたりできる
● 魔族がいる(悪いやつとは限らない)
● 剣もよく使われる
● 剣が光ったり、剣技を使ったりする
● いろいろな立場の人が少女の姿をしている
● 声に驚く場面が多い(後ろからの声とか、知っているヤツの声とか)

なかなかそれっぽいのが導出できたのではないかと思います。15個づつ区切って上位300までの共起ネットワーク図(全部で20枚)がありますが、まずは半分の上位150までこの調子で続けていきましょう。

以降は共起ネットワークの図とそこから導出されたあるあるを順に掲載していきます。

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● 上級貴族、下級貴族、平民などの身分に分かれている
● 軍とか兵に関わることが多い
● 遠距離から敵を攻撃する
● 森は危険な場所だから、安全な場所まで移動したい
● 騎士は見習いから
● 奥の部屋に案内される

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● ギルドにはマスターと職員がいる
● (世界や身分の違いのため)意味が理解できなかったり不明だったりする
● 勇者が魔王を討伐する
● 魔王は城にいる
● 王国と帝国が対立している
● 魔法とは別にスキルがある
● レベルが上がるとスキルを獲得する、または、スキルにもレベルがある
● ユニークスキルは強い
● 人間の他に、妖精族とか獣族とか魔族とかがいる

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● 仕事と言えば書類仕事か畑仕事かギルドの仕事
● 情報の交換や共有が重要
● 身体を強化する
● 「全ての人間」が目的語になる場面がある
● 状況の把握が重要

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● 魔術具とか魔術道具とかが存在する
● 魔術を学ぶことのできる学院がある
● 邪竜がやたら強い
● 事情や状況を簡単に説明して納得してもらう
● 中央神殿とそうでない神殿がある
● レベルを上げる
● モンスターにもレベルがある
● モンスターを討伐する
● 女性の騎士とか神殿の騎士とかがいる

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● 膠着状態に陥ったりする
● 風属性の魔法、魔術、精霊が風の刃を飛ばす
● 能力値でいろいろ決まる
● 究極の能力がある
● 少女の髪に言及する
● 迷宮には主がいる
● 階層にも主がいる
● 依頼に基づいて迷宮に行く

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● 近接戦闘が起こる
● 戦闘経験の有無が大事
● ベッドで起きると横には美少女が寝ている(あられもない姿で)
● 闇の精霊と光の精霊がいる
● 精霊と契約したりする
● 馬車で移動することもあれば、魔法で移動したりもする
● 軍が迷宮に入ったりする
● 全軍が出ちゃう

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● 勇者を召喚する
● 瞳の色、髪の色、肌の色で人を描写する
● 武器と防具が大事
● 馬車を護衛する騎士がいるか、護衛を依頼する
● 街と街の間は馬車で移動する

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● 領主には夫人がいる
● 地下迷宮や迷宮都市に探索に行く
● ギルドに報告する
● 魔力が壁を突き抜けたり、魔力を遮る壁があったり
● 世界のため、人間のため
● 食事の用意が整う

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● 空に船や竜が飛んでいる
● 黒い炎が出る
● 危険を判断することが大事
● 満面の笑顔を浮かべる
● 納得のいく説明をしてもらいたい

やっと半分まで来ました。あと半分あります!





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